特許
J-GLOBAL ID:200903077355456950

壁補強アンカー工法及びこれに用いるアンカーピン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 片桐 光治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-165107
公開番号(公開出願番号):特開平9-324542
出願日: 1996年06月06日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】 物理的な補強と共に腐朽や蟻害などによる劣化を防止しうる壁補強アンカー工法及びこれに用いるアンカーピンの提供。【解決手段】 下地板と該下地板の屋外側に設けられたモルタル層とを有する外壁に、該モルタル層を貫通し、さらに下地板を貫通するかもしくは下地板内部に達する深さのアンカーピン打込み孔を設け、該打込み孔に、注入孔を有するピン頭部とアンカーピン本体とより構成される中空アンカーピンであって、その中空部の少くとも1部から外側に通じる孔を有する前記アンカーピンを打込んで固定し、該アンカーピンの注入孔から薬剤入り樹脂液を注入し、該樹脂液を前記中空部から外側に通じる孔を通ってアンカーピン本体の周囲および下地板とモルタル層との相互間境界部分、該アンカーピンが下地板を貫通する場合にはさらに下地板の内側表面に突出するアンカーピン先端部周辺にそれぞれ流出させることを特徴とする壁補強アンカー工法及びこれに用いるアンカーピン。
請求項(抜粋):
下地板と該下地板の屋外側に設けられたモルタル層とを有する外壁に、該モルタル層を貫通し、さらに下地板を貫通するかもしくは下地板内部に達する深さのアンカーピン打込み孔を設け、該打込み孔に、注入孔を有するピン頭部とアンカーピン本体とより構成される中空アンカーピンであって、その中空部の少くとも1部から外側に通じる孔を有する前記アンカーピンを打込んで固定し、該アンカーピンの注入孔から薬剤入り樹脂液を注入し、該樹脂液を前記中空部から外側に通じる孔を通ってアンカーピン本体の周囲および下地板とモルタル層との相互間境界部分、該アンカーピンが下地板を貫通する場合にはさらに下地板の内側表面に突出するアンカーピン先端部周辺にそれぞれ流出させることを特徴とする壁補強アンカー工法。

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