特許
J-GLOBAL ID:200903077360914745

コンピュータ制御される小型マルチリーフコリメータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-501669
公開番号(公開出願番号):特表平11-507253
出願日: 1996年06月06日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】本発明は、走固性放射線外科および放射線療法で用いられる放射線ビームをシェイピングするときに用いるための小型マルチリーフコリメータの分野に関する。コリメータは、テーパ付きリーフ(10)の第1バンクとテーパ付きリーフ(12)の第2バンクとを含む。両方向モータ(22)がコリメータに接続され、リーフ(10,12)を駆動する。
請求項(抜粋):
a. 各リーフが、放射線源に最も近い基端エッジと放射線源から最も遠い末端エッジと、該基端エッジに垂直なリーディングエッジとを有し、上記リーフのそれぞれは、各リーフの末端エッジがアイソセンターで発射されている放射線源から約75cm隔てられるときに、アイソセンターでの各リーフの発射幅が5mmよりも小さくなるように、十分に薄くされており、実質的に積み重ねられた形状に組付けられたテーパ付きの複数のリーフの第1バンクと、 b. 少なくとも上記第1バンクのリーフと同じ数のリーフを含み、各リーフは、放射線源に最も近い基端エッジと放射線源から最も遠い末端エッジと、該基端エッジに垂直であり且つ上記第1バンク内のリーフのリーディングエッジに面しているリーディングエッジとを有し、該各リーフのそれぞれは、各リーフの末端エッジがアイソセンターで発射されている放射線源から約75cm隔てられるときに、アイソセンターでの各リーフの発射幅が5mmよりも小さくなるように、十分に薄くされており、実質的に積み重ねられた形状に組付けられたテーパ付きの複数のリーフの第2バンクと、 c. 各リーフに取り付けられたドライブシャフトであって、該ドライブシャフトの軸方向の移動は上記バンクの一方におけるリーフの移動をもたらし、該リーフの移動が、他方のバンクにおけるリーフの方へ向かうか若しくは離れる方向への移動となる、ドライブシャフトと、 d. 各ドライブシャフトに連結されて各ドライブシャフトを軸方向に変位させることができ、結果としてリーフの基端エッジに平行な軸に沿って各リーフの変位をもたらすリバーシブルモータと、 e. 各モータに連結されて各リーフの位置を検出することができ、且つ各リーフの位置を示す第1シグナルを発信し、さらに各リーフの0.1mmよりも小さい軸方向移動を検出できる第1位置表示デバイスと、 f. 各モータに電気的に連結されているモータコントローラであって、該モータコントローラが連結されているモータに連結されたドライブシャフトにさらに連結されているリーフの位置を示すシグナルを発信し、格納し、且つ受信することができるメモリを備えており、また、上記位置表示デバイスからのシグナルを受信でき、且つドライブシャフトの位置を所定の距離だけ変えるべくモータへシグナルを発信できるモータコントローラと、 g. 多様な所望の放射線ビーム形状のための各リーフの必要な位置データを格納できるメモリと、各リーフの位置を表示できる表示スクリーンと、上記第1位置表示デバイスからのシグナルを受信するように、また該シグナルを、メモリ内に格納されている各リーフの必要な位置データと比較するように、且つ、全てのリーフの必要な位置と位置表示シグナルによって示された位置との差異が所定の誤差範囲内にないときに、表示スクリーンへメッセージを送るように、電気的に連結されたコンパレータとを含んでいる、プログラム可能なコンピュータとを備え、 小放射線場治療での使用のための、且つ放射線源からアイソセンターで発射される放射線ビームを動的に形成することのできる、コンピュータ制御される小型マルチリーフコリメータ。
IPC (3件):
A61N 5/10 ,  G21K 1/04 ,  G21K 5/00
FI (3件):
A61N 5/10 L ,  G21K 1/04 T ,  G21K 5/00 R
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭62-277972
  • 特開昭63-139569
  • 特開平3-143455
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