特許

J-GLOBAL ID：200903077362446676

車両用ドラムブレーキ

発明者： 右田 五郎
出願人/特許権者： ヤマハ発動機株式会社
代理人 (1件)： 佐野 弘
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-138816
公開番号（公開出願番号）：特開2000-329166
出願日： 1999年05月19日
公開日（公表日）： 2000年11月28日
要約：

【要約】【課題】 両ブレーキシューのいわゆる逆組を防止できる車両用ドラムブレーキを提供する。【解決手段】 回動側と共に回転するブレーキドラムを設け、該ブレーキドラムの内側で、その回転中心回りに一対の半円弧状のブレーキシュー6,7を配設し、互いに対向する両ブレーキシュー6,7の各一端側を固定側に設けたアンカーピンに係合させる一方、各他端側間に長円形状のカム9を介在させて、該カム9を前記固定側に回動操作可能に支承し、前記カム9の回動で、該カム9に前記ブレーキシュー6,7の各他端側がカム係合して両ブレーキシュー6,7が拡開し、これら各ブレーキシュー6,7の外周面に設けられたブレーキライニングがブレーキドラム4の内周面に摩擦係合するようにした車両用ドラムブレーキ1において、前記ブレーキシュー6,7と前記固定側との間に逆組防止手段を設け、前記両ブレーキシュー6,7を所定の位置関係で組み付けようとした時には組み付けを許容し、逆の位置関係で組み付けようとした時には組み付けを阻止するようにした。

請求項（抜粋）：

回動側と共に回転するブレーキドラムを設け、該ブレーキドラムの内側で、その回転中心回りに一対の半円弧状のブレーキシューを配設し、互いに対向する両ブレーキシューの各一端側を固定側に設けたアンカーピンに係合させる一方、各他端側間に長円形状のカムを介在させて、該カムを前記固定側に回動操作可能に支承し、前記カムの回動で、該カムに前記ブレーキシューの各他端側がカム係合して両ブレーキシューが拡開し、これら各ブレーキシューの外周面に設けられたブレーキライニングがブレーキドラムの内周面に摩擦係合するようにした車両用ドラムブレーキにおいて、前記ブレーキシューと前記固定側との間に逆組防止手段を設け、前記両ブレーキシューを所定の位置関係で組み付けようとした時には組み付けを許容し、逆の位置関係で組み付けようとした時には組み付けを阻止するようにしたことを特徴とする車両用ドラムブレーキ。

IPC (2件)：

F16D 51/22 ,  F16D 65/09

FI (2件)：

F16D 51/22 A ,  F16D 65/09 Z

Fターム (16件)：

3J058AA03 ,  3J058AA08 ,  3J058AA13 ,  3J058AA17 ,  3J058AA24 ,  3J058AA30 ,  3J058AA37 ,  3J058BA65 ,  3J058BA76 ,  3J058CA03 ,  3J058CA06 ,  3J058CA07 ,  3J058CA18 ,  3J058CC08 ,  3J058CC53 ,  3J058FA01

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭56-160438
  
• 特開昭56-160438