特許
J-GLOBAL ID:200903077362713178

変性された有色顔料類及びそれらを含むインキジェットインキ類

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-501764
公開番号(公開出願番号):特表2000-512670
出願日: 1997年06月09日
公開日(公表日): 2000年09月26日
要約:
【要約】少なくとも1つの有機基を結合している有色顔料を含んで成る変性された有色顔料が記載される。有機基は、a)少なくとも1つの芳香族又はC1-C12アルキル基、及びb)少なくとも1つのイオン基、少なくとも1つのイオン性基、又はイオン基及びイオン性基の混合物を含んで成る。有機基中の芳香族基又はC1-C12アルキル基は顔料に対して直接的に結合され、そして有機基は、顔料の窒素表面積に基づいて、約0.10〜約4.0μモル/m2の使用される顔料の処理レベルで存在する。また、水性及び非水性インキ及び塗料、並びに変性された有色顔料を含むインキジェットインキ組成物がまた記載される。変性された有色顔料をインキの一部として組込むことによって、ガラスプレート流動により測定される場合、インキの流れを高めるための方法、並びにインキ組成物により生成されるプリントの耐水性を改良するための方法がまた開示される。また、水性又は非水性ビークル、及び式:Ar-R1(I)又はAr'R2R3(II)(式中、Arは芳香族基であり、そしてAr’は芳香族基である)を有する有機基を結合している有色顔料を含んで成る他のインキジェットインキ組成物が記載される。式(I)に示されるように、Arは少なくとも1つのR1により置換される。式(II)に示されるように、Ar'は少なくとも1つの基R2及び少なくとも1つの基R3により置換される。R1は疎水性基及び少なくとも1つの親水性基を含む芳香族又は脂肪族基である。R2は疎水性基であり、そしてR3は疎水性基を含む芳香族又は脂肪族基であり、有機基は、約0.10μモル/m2〜約5.0μモル/m2顔料の処理レベルで存在し、そしてインキジェットインキ組成物から生成される像は耐水性である。最後に、適切な溶媒、及び少なくとも1つの有機基を結合している顔料を含んで成る変性された有色顔料を含む非水性インキ及び塗料配合物が記載され、ここで前記有機基は、a)少なくとも1つの芳香族基又はC1-C12アルキル基、及びb)少なくとも1つのイオン基、少なくとも1つのイオン性基、又はイオン基及びイオン性基の混合物を含んで成り、そして前記有機基はいくらの量でも存在する。
請求項(抜粋):
1)水性ビークル、及び2)少なくとも1つの有機基を結合している有色顔料を含んで成る変性された有色顔料を含んで成り、前記有機基が、a)少なくとも1つの芳香族基又はC1-C12アルキル基、及びb)少なくとも1つのイオン基、少なくとも1つのイオン性基、又はイオン基及びイオン性基の混合物を含んで成り、前記有機基中の少なくとも1つの芳香族基又はC1-C12アルキル基が前記有色顔料に直接的に結合され、そして前記有機基が、有色顔料の窒素表面積に基づいて、約0.10〜約4.0μモル/m2の使用される有色顔料の処理レベルで存在することを特徴とするインキジェットインキ組成物。
IPC (2件):
C09D 11/00 ,  C09C 3/08
FI (2件):
C09D 11/00 ,  C09C 3/08
引用特許:
審査官引用 (9件)
全件表示

前のページに戻る