特許
J-GLOBAL ID:200903077367370716

インクジェット画像形成装置及びインクジェット画像形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 義朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-339208
公開番号(公開出願番号):特開2002-137390
出願日: 2000年11月07日
公開日(公表日): 2002年05月14日
要約:
【要約】【課題】 圧電部材の変形を利用してインク滴を吐出させる方式を採用したマルチドロップ方式の画像形成を行うに際し、1ドットを形成するインク滴の数に拘わりなく、常に所望のインク飛翔速度を得ることができ、これによってインク滴の着弾位置を安定して得る。【解決手段】 互いに隣り合うインク室の各駆動電極に第1駆動パルス電圧及び第2駆動パルス電圧を交互に印加することで、1ドットに打ち込むインク滴数を制御する。第1駆動パルス電圧の印加に先立って、第2駆動パルス電圧と位相が僅かにずれた補助駆動パルス電圧の印加を行い、インク室内に補助圧力波を生じさせる。
請求項(抜粋):
圧電部材で構成され所定方向に分極された隔壁と、この隔壁によって隔てられた複数のインク室と、上記隔壁に設けられた駆動電極とを備え、この駆動電極に所定の駆動パルス電圧を印加することにより隔壁に電界を作用させて隔壁に剪断変形を生じさせ、駆動パルス電圧のパルス数に応じてインク室から吐出するインク滴の数を制御してドット径を調整可能とするインクジェット画像形成装置において、インク吐出制御の対象となる複数の制御対象インク室に対してインク滴の吐出動作を制御する際、これら制御対象インク室のうちインク滴を吐出するインク室の駆動電極に対してこのインク室内にインク滴吐出用の圧力波を生じさせるように第1駆動パルス電圧を、制御対象インク室のうちインク滴を吐出しないインク室の駆動電極に対してこのインク室内にインク滴が吐出しない程度の圧力波を生じさせるように補助駆動パルス電圧をそれぞれ印加する一方、インク吐出制御の対象でない非制御対象インク室の駆動電極に対して第2駆動パルス電圧を印加する駆動パルス発生手段を備えていることを特徴とするインクジェット画像形成装置。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
Fターム (10件):
2C057AF39 ,  2C057AF42 ,  2C057AG45 ,  2C057AM21 ,  2C057AN01 ,  2C057AR08 ,  2C057BA03 ,  2C057BA10 ,  2C057BA14 ,  2C057CA04

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