特許
J-GLOBAL ID:200903077368517540

DNA断片分析法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-005399
公開番号(公開出願番号):特開平11-196874
出願日: 1998年01月14日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 既知遺伝子に由来する信号と未知遺伝子に由来する信号を区別して表示し、未知遺伝子に関する情報を容易に得ることができるDNA断片分析法を提供する。【解決手段】 共通の既知オリゴヌクレオチド配列に相補的なヌクレオチド配列を含む第1共通プライマー、前記の複数のDNA断片のすべてまたはいくつかに共通に存在する既知のヌクレオチド配列あるいは末端に導入したオリゴヌクレオチド配列に相補的なヌクレオチド配列を含む第2共通プライマー、および配列が既知の遺伝子またはその一部を含むDNA断片に特異的にハイブリダイズする特異プライマーを用い、第1共通プライマーおよび第2共通プライマーのセットによる増幅で得られる増幅産物DNAと、前記の第1共通プライマーおよび特異プライマーのセットによる増幅で得られる増幅産物DNAとを標識することによって、前記の配列が既知の遺伝子のDNA断片に関する情報を他のDNA断片に関する情報と区別できる。
請求項(抜粋):
複数のDNA断片を含む試料の分析方法であって、以下の工程:DNA断片の各々の少なくとも一つの末端に、共通の既知オリゴヌクレオチド配列を付加する工程、前記の共通の既知オリゴヌクレオチド配列に相補的なヌクレオチド配列を含む第1共通プライマー、前記の複数のDNA断片のすべてまたはいくつかに共通に存在する既知のヌクレオチド配列あるいは末端に導入したオリゴヌクレオチド配列に相補的なヌクレオチド配列を含む第2共通プライマー、および配列が既知の遺伝子またはその一部を含むDNA断片に特異的にハイブリダイズする特異プライマーを用い、前記の共通の既知オリゴヌクレオチド配列が末端に付加されたDNA断片を鋳型として増幅反応を行って、増幅産物DNAを得る工程、および前記の増幅産物DNAを分析して、前記のDNA断片に関する情報を得る工程を含み、ここで、前記の第1共通プライマーおよび第2共通プライマーのセットによる増幅で得られるべき増幅産物DNAを短断片化するように、前記の特異プライマーが設計されており、かつ前記の第1共通プライマーおよび第2共通プライマーのセットによる増幅で得られる増幅産物DNAと、前記の第1共通プライマーおよび特異プライマーのセットによる増幅で得られる増幅産物DNAとを区別できるような様式で、これらの増幅産物DNAを標識することによって、前記の配列が既知の遺伝子またはその一部を含むDNA断片に関する情報を他のDNA断片に関する情報と区別できるようにする前記の方法。
IPC (3件):
C12N 15/09 ZNA ,  C12Q 1/68 ,  G01N 27/447
FI (3件):
C12N 15/00 ZNA A ,  C12Q 1/68 A ,  G01N 27/26 315 Z

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