特許

J-GLOBAL ID：200903077369614590

磁気シールド装置

発明者： 松葉 博則
出願人/特許権者： 古河電気工業株式会社
代理人 (1件)： 佐藤 正年 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-046403
公開番号（公開出願番号）：特開平5-218678
出願日： 1992年02月03日
公開日（公表日）： 1993年08月27日
要約：

【要約】【目的】 比較的容易に低コストで、低磁場空間を実現できる磁気シールド装置を提供する。【構成】 磁気シールド体としての超電導円筒体1の開口部(又は内部)のシールド体中心軸上には、中心軸と直交する方向の磁場を検出する磁束計7X,7Yが配置されている。磁気シールド体1の開口部の周囲には、X軸コイル2a,2b、Y軸コイル3a,3bが設けられており、各軸コイルの電流源6X,6Yと磁束計7X、7Yの出力端は帰還増幅器5X,5Yを介して接続されている。磁束計の出力がゼロとなるようにコイル電流を制御することで磁気シールド体内に低磁場空間10が形成される。

請求項（抜粋）：

臨界温度以下の冷却時に常電導状態から超電導状態へ転移する超電導材料を用いた磁気シールド体が、所定の磁気シールド空間を囲むように配置された磁気シールド装置において、前記磁気シールド体の開口部近傍の磁場を制御する磁場制御手段を有することを特徴とする磁気シールド装置。