特許
J-GLOBAL ID:200903077373116830

同期生産指示システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-037709
公開番号(公開出願番号):特開平6-251028
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】前工程と後工程の1回の作業対象となるワークの数が一致していない場合にも、同期性を確保し、工程間バッファに過剰な仕掛り在庫を生じさせずに両工程に対する作業指示を行う。【構成】工程内および工程間の仕掛り在庫計算手段11、12は、ライン内に仕掛っている部品または製品、および工程間バッファに仕掛っている部品の数量を計算する。作業指示抑制/抑制解除判定手段13は、記憶装置4に記憶している品種ごとの標準在庫数量と計算した仕掛り在庫数量とを比較し、各ラインに対する作業指示の抑制、および抑制中の作業指示に対する抑制解除を判定し、作業指示抑制手段14、作業指示抑制解除手段15を介して、作業指示の抑制および作業指示抑制の解除を行う。標準在庫適正量計算手段16は、作業指示の抑制/抑制解除の基準となる標準在庫量を品種ごとに計算し、工程間の仕掛り在庫量を一定の水準以下に抑える。
請求項(抜粋):
少なくとも2つの工程および前記工程間の仕掛り在庫を一時保管する工程間バッファとが直列に並んだ生産工程の前記各工程ごとに設けられ作業指示を表示する作業指示装置と、前記各工程の作業着手実績および作業完了実績を収集する実績収集装置と、標準仕掛り在庫量を含む情報を保持する記憶装置と、前記記憶装置が記憶する情報に基づいて演算をおこなう演算装置と、前記演算装置の演算結果と前記実績収集装置の収集する各工程の作業完了状況の実績とを受け、前記各工程ごとの作業指示装置に対して作業指示の表示を指示する制御装置とを有する同期生産指示システムにおいて、前記演算装置が任意の工程の作業着手実績および作業完了実績から前記任意の工程内の仕掛り在庫量を計算する工程内仕掛り在庫計算手段と、任意の工程の作業完了実績およびこれに続く後工程の作業着手実績から前記任意の工程と前記後工程の間にある仕掛り在庫量を計算する工程間仕掛り在庫計算手段と、前記記憶装置の保持する標準仕掛り在庫量と前記演算装置の演算した仕掛り在庫量とを比較し、この比較結果に応じて前記各工程の作業指示装置に対し作業指示表示の抑制及び抑制の解除を指示する作業指示抑制手段および作業指示抑制解除手段とを有する同期生産制御部を含むことを特徴とする同期生産指示システム。
IPC (2件):
G06F 15/21 ,  B23Q 41/08

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