特許
J-GLOBAL ID:200903077385445910

自動クラッチ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-151022
公開番号(公開出願番号):特開平10-339333
出願日: 1997年06月09日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 エンジンがオーバレブしてしまうようなシフトダウン操作を未然に防止することのできる自動クラッチ制御装置を提供する。【解決手段】 シフトレバーの操作開始を検知すると、エンジンと変速機との間のクラッチを解放させ、その後、シフトレバーが何れかのシフト位置に入ったことを検知すると、クラッチを係合させる制御装置において、シフトレバーが何れかのシフト位置に入ったことを検知したときに、そのシフト位置が、クラッチを完全に係合させるとエンジン回転数が予め定められた最大回転数を越えてしまう不適切なシフト位置であるか否かを判定し(S210〜S230)、不適切なシフト位置ならば(S230:YES)、運転者に警報を出し(S250)、クラッチの係合開始を一定時間だけ遅らせる(S260)。この結果、運転者は、警報に応じて、シフトレバーを他のシフト位置へ容易に入れ直すことができる。
請求項(抜粋):
車両に搭載されたエンジンの出力軸と該出力軸の動力を車輪に伝達する変速機の入力軸との間に介在されたクラッチを作動させる駆動手段と、前記変速機のギアを変えるためのシフトレバーの運転者による操作開始、及び、前記シフトレバーのシフト位置を検出するシフト操作検出手段と、該シフト操作検出手段により前記シフトレバーの操作開始が検出されると、前記駆動手段を制御して前記クラッチを解放させ、その後、前記シフト操作検出手段の検出結果に基づき前記シフトレバーが何れかのシフト位置に入れられたことを検知すると、前記駆動手段を制御して前記クラッチを係合させる制御手段と、を備えた自動クラッチ制御装置において、前記シフトレバーが何れかのシフト位置に入れられたことを前記制御手段が検知したときに、前記シフト操作検出手段により検出されている前記シフトレバーのシフト位置が、前記クラッチを完全に係合させると前記エンジンの回転数が予め定められた最大回転数を越えてしまうシフト位置であるか否かを判定するシフト位置判定手段と、該シフト位置判定手段により肯定判定されると、前記運転者に対して警報を出すと共に、前記制御手段が前記クラッチの係合を開始するのを所定時間だけ遅らせる過回転防止手段と、を備えたことを特徴とする自動クラッチ制御装置。
IPC (2件):
F16D 25/14 640 ,  B60K 41/22
FI (2件):
F16D 25/14 640 P ,  B60K 41/22

前のページに戻る