特許
J-GLOBAL ID:200903077390416618

熱可塑性ポリアミドエラストマー樹脂組成物及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々井 克郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-008800
公開番号(公開出願番号):特開2002-212418
出願日: 2001年01月17日
公開日(公表日): 2002年07月31日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、結晶化速度が改善され、ペレット化時の融着性(ブロッキング性)がなく、成形・加工時の成形性、特に成形離型性及び成形物の耐水性(耐加水分解性)、耐薬品性、特に耐溶剤クラック性等に優れた熱可塑性ポリアミドエラストマー樹脂組成物及びその製造方法を提供することである。【構成】 特定の熱可塑性ポリアミドエラストマー樹脂に対して特定のモノアルキルカルボン酸及び又はモノアルキルアミンと特定のアミノカルボン酸、ラクタム及びジアミンと脂肪族、脂環族又は芳香族ジカルボン酸及びこれらのエステル誘導体からなる群より選ばれる1種又は2種以上のアミド形成モノマーとから得られる分子末端をアルキル基で封止され、分子内に3個以上のアミド結合を有した平均分子量600〜1,800の結晶性アミド化合物を必須成分とし、好ましくは、カルボジイミド化合物(c)又はカルボジイミド化合物(c)とフェノキシ樹脂(d)とを配合することを特徴とした熱可塑性ポリアミドエラストマー樹脂組成物及びその製造方法。
請求項(抜粋):
熱可塑性ポリアミドエラストマー樹脂(a)に対して、分子末端が炭素数7〜22の炭化水素基で封止され、且つ分子内に3個以上のアミド結合を有し、平均分子量が600〜1800の結晶性アミド化合物(b)を必須成分として配合したことを特徴とする熱可塑性ポリアミドエラストマー樹脂組成物であって、該結晶性アミド化合物(b)が、) それぞれ、炭化水素残基を有し、炭素数が7〜23であるモノカルボン酸及び/又は炭素数が7〜22であるモノアミンと、) (1)炭素数6以上のアミノカルボン酸;(2)炭素数6以上のラクタム;(3)炭素数2〜12のジアミン;及び(4)炭素数6〜22の脂肪族、脂環族又は芳香族ジカルボン酸及びこれらのエステル誘導体;からなる群より選ばれる1種又は2種以上のアミド形成モノマー又はアミド形成可能なモノマーの組、とを反応させることにより得られることを特徴とする熱可塑性ポリアミドエラストマー樹脂組成物。
IPC (4件):
C08L 77/12 ,  C08K 5/29 ,  C08L 71/10 ,  C08L 77/00
FI (4件):
C08L 77/12 ,  C08K 5/29 ,  C08L 71/10 ,  C08L 77/00
Fターム (5件):
4J002CH083 ,  4J002CL052 ,  4J002CL081 ,  4J002ER006 ,  4J002FD206
引用特許:
審査官引用 (5件)
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