特許
J-GLOBAL ID:200903077398681221

多段変速機用レンジ部シンクロ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平井 二郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-094468
公開番号(公開出願番号):特開平10-274257
出願日: 1997年03月31日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】構成部品を削減すると同時にオイルによるひきずりの影響を低減した多段変速機用レンジ部シンクロ構造を提供する。【解決手段】太陽歯車7と遊星歯車12とからなる多段変速機において、太陽歯車7と一体のサンギヤシンクロコーン7cと、遊星歯車と実質一体的なプラネタリキャリアシンクロコーン19とのそれぞれにシンクロリング17を保持し、このそれぞれのシンクロリング17にシンクロキー22を保持させ、このシンクロキー22にサンギヤシンクロコーン7c、プラネタリキャリアシンクロコーン19及びシンクロリング17に噛合するシンクロスリーブ16をスライド可能に嵌装した。
請求項(抜粋):
数段の変速段を有する主変速部と、この主変速部に連結され、主変速部の回転出力を減速伝達、等速伝達等から選択した伝達態様で伝達するレンジ選択部とを有し、このレンジ選択部は、主変速部の入力軸から回転が伝達される太陽歯車と、この太陽歯車に噛合し、出力軸に連結される遊星歯車と、この遊星歯車と噛合して公転面を提供する内歯歯車とからなる差動歯車機構と、同期噛合機構とを備えてなる多段変速機において、前記同期噛合機構を、前記太陽歯車と一体のサンギヤシンクロコーンと、前記遊星歯車と実質一体的なプラネタリキャリアシンクロコーンと、これらサンギヤシンクロコーン並びにプラネタリキャリアシンクロコーンにそれぞれ保持されたシンクロリングと、このそれぞれのシンクロリングに保持されたシンクロキーと、このシンクロキーにスライド可能に嵌装され、前記サンギヤシンクロコーン、プラネタリキャリアシンクロコーン及びシンクロリングに噛合するシンクロスリーブとから構成したことを特徴とする多段変速機用レンジ部シンクロ構造。
IPC (2件):
F16D 23/06 ,  F16H 3/78
FI (2件):
F16D 23/06 A ,  F16H 3/78

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