特許
J-GLOBAL ID:200903077403423511

ガンマ処理回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-261544
公開番号(公開出願番号):特開平6-113172
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年04月22日
要約:
【要約】【目的】 撮像された画像を表わす映像信号にガンマ補正処理を施して、特に低輝度レベルのノイズを抑圧して画像の再現性を向上させる。【構成】 A/D変換回路12は、撮像部8にて撮像された映像信号をディジタル値で表わされた画像データに変換する。レベル分割回路14は、この画像データをその輝度レベルが低いデータの領域Aと、輝度レベルが高いデータの領域Bとに分割する。低レベルLPF16 および高レベルLPF18 は、これらレベル分割されたデータに含まれる高域の周波数成分(ノイズ成分)をそれぞれ減衰させる。高域の周波数成分が減衰された画像データは、それぞれ加算回路20にて加算される。ルックアップテーブル22は、この加算された画像データをガンマ曲線に対応した変換テーブルに基づいて変換する。このとき、特に低輝度レベルの画像データに含まれる高域の周波数成分は、相対的に抑圧されて出力される。
請求項(抜粋):
撮像された画像を表わす映像信号のガンマ特性を補正するガンマ処理回路において、該回路は、前記映像信号をディジタルにて表わされた画像データに変換する変換手段と、該画像データの高低レベルに応じて該画像データを第1のレベルの範囲のデータおよび第2のレベルの範囲のデータに分離して出力するレベル分割手段と、前記第1のレベルの範囲のデータに含まれるノイズ成分を減衰させる第1のフィルタ手段と、該第1のフィルタ手段にてノイズ成分が減衰された第1のレベルの範囲のデータに該第1のレベルの範囲のデータに対応する前記第2のレベルの範囲のデータを順次加算して画像データを再生する演算手段と、該演算手段にて再生された画像データにガンマ補正を施す補正手段とを備えることを特徴とするガンマ処理回路。

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