特許
J-GLOBAL ID:200903077404258581

光学活性β-アミノケトン類の製造方法、および光学活性パラジウム複核錯体とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-208819
公開番号(公開出願番号):特開平11-302236
出願日: 1998年07月24日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】 光学活性β-アミノケトン類の効率の良い製造方法の提供。【解決手段】 下記一般式[I]で表されるシリルエノールエーテルと、下記一般式[II]で表されるイミンを、パラジウム-光学活性ホスフィン配位子からなる触媒存在下、反応させることを特徴とする、下記一般式[III]で表される光学活性β-アミノケトン類の製造方法、ならびに新規μ-ヒドロキシ型複核パラジウム-光学活性二座ホスフィン錯体[V]およびその製造方法。【化1】(式中、R1は置換シリル基、R2はアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、R3及びR4は水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アルコキシ基、アリール基、R5はアルキル基、アリール基、アルコキシもしくはアリールオキシカルボニル基、アシル基等、R6は水素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシもしくはアリールオキシカルボニル基、スルホニル基等、A2-P-Y-P-B2は光学活性二座ホスフィン配位子、W-は対アニオン)
請求項(抜粋):
下記一般式[I]【化1】(式中、R1は置換シリル基、R2は置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアルケニル基、置換基を有していてもよいアルキニル基、または置換基を有していてもよいアリール基、R3及びR4はそれぞれ水素原子、置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアルケニル基、置換基を有していてもよいアルキニル基、置換基を有していてもよいアルコキシ基、または置換基を有していてもよいアリール基であるか、あるいはR2とR3が、それらが結合する炭素原子と一体となって環を形成してもよい)で表されるシリルエノールエーテルと、下記一般式[II]【化2】(式中、R5は置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアルケニル基、置換基を有していてもよいアルキニル基、置換基を有していてもよいアリール基、置換基を有していてもよいアルコキシもしくはアリールオキシカルボニル基、置換基を有していてもよいアルキルもしくはアリールチオカルボニル基、置換基を有していてもよいアミノカルボニル基、または置換基を有していてもよいアシル基、R6は水素原子、置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアルケニル基、置換基を有していてもよいアルキニル基、置換基を有していてもよいアリール基、置換基を有していてもよいアルコキシもしくはアリールオキシカルボニル基、置換基を有していてもよいアルキルもしくはアリールチオカルボニル基、置換基を有していてもよいアミノカルボニル基、または置換基を有していてもよいアシル基、置換基を有していてもよいアリールもしくはアルキルスルホニル基、置換シリル基、置換基を有していてもよいアルコキシもしくはアリールオキシ基、置換基を有していてもよいチオアルコキシもしくはチオアリールオキシ基、または置換基を有していてもよいアミノ基である)で表されるイミンを、パラジウム-光学活性ホスフィン配位子からなる触媒存在下、反応させることを特徴とする、下記一般式[III]【化3】(式中、R2、R3、R4、R5、およびR6は上記と同一である)で表される光学活性β-アミノケトン類の製造方法。
IPC (12件):
C07C225/06 ,  B01J 31/22 ,  C07B 53/00 ,  C07C221/00 ,  C07C227/18 ,  C07C229/18 ,  C07C229/60 ,  C07C303/36 ,  C07C311/16 ,  C07F 15/00 ,  C07B 61/00 300 ,  C07M 7:00
FI (11件):
C07C225/06 ,  B01J 31/22 Z ,  C07B 53/00 B ,  C07C221/00 ,  C07C227/18 ,  C07C229/18 ,  C07C229/60 ,  C07C303/36 ,  C07C311/16 ,  C07F 15/00 C ,  C07B 61/00 300

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