特許
J-GLOBAL ID:200903077406707316

著作物伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶山 佶是 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-326005
公開番号(公開出願番号):特開平10-154184
出願日: 1996年11月21日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】盗用や盗聴、不正コピーが難しく、著作物の利用に対応して課金できる著作物伝送システムを提供することにある。【解決手段】著作物の情報を暗号化するのではなく、それの再生プログラムとこの再生プログラムの実行により著作物が再生される著作物データとに分けておき、送信情報生成手段により、例えば、スクランブル処理によりこれらデータを一体化し、あるいは、再生プログラムおよび著作物データを変数として所定の式に従って一体化することなどにより、単純には分離できない一体化された送信情報を生成する。これをネットワークに流すことで、情報が盗用や盗聴されても容易に著作物情報が再生し難くするものである。
請求項(抜粋):
各種の著作物を情報として記憶した記憶装置を有し、ネットワークに接続されこのネットワークに接続された著作物閲覧再生装置からの要求に応じた前記著作物の情報を前記記憶装置から検索して送出し、かつ、前記著作物閲覧再生装置との間でデータの授受を行う著作物管理装置と前記著作物閲覧再生装置とからなる著作物伝送システムにおいて、前記記憶装置は、前記各種の著作物の情報に基づいてそれぞれの前記著作物を再生するためにそれぞれに設けられた複数の再生プログラムとこれら複数の再生プログラムのそれぞれに対応してそれぞれの実行によりそれぞれの前記著作物が再生されるそれぞれの著作物データとを記憶するものであり、前記著作物管理装置は、前記要求に応じた著作物についての前記再生プログラムおよび前記著作物データを検索する検索手段と、検索された前記再生プログラムおよび前記著作物データを単純には分離できない一体化された送信情報として生成する送信情報生成手段と、前記送信情報を前記著作物閲覧再生装置に送信するデータ送信手段と、前記著作物閲覧再生装置から前記再生プログラムを実行した旨の情報を受信して料金精算をする料金精算手段手段とを有し、前記著作物閲覧再生装置は、プロセッサと、メモリと、受信された前記送信情報から前記再生プログラムを分離して前記プロセッサが実行するプログラムとして指定された前記メモリのプログラム格納領域に格納しかつ前記送信情報から前記著作物データを分離して前記再生プログラムが処理する処理データとして前記メモリの所定のデータ領域に格納する格納処理手段と、前記プロセッサに前記再生プログラムを実行させかつ前記再生プログラムを実行した旨の前記情報を前記著作物管理装置に送信する実行制御手段とを有する著作物伝送システム。
IPC (3件):
G06F 17/60 ,  G06F 1/00 370 ,  H04M 11/00 302
FI (3件):
G06F 15/21 Z ,  G06F 1/00 370 F ,  H04M 11/00 302
引用特許:
審査官引用 (1件)

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