特許
J-GLOBAL ID:200903077407171487

病室内患者監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-090494
公開番号(公開出願番号):特開平9-253057
出願日: 1996年03月18日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【目的】患者と患者以外の可動物体とを区別して正確に患者のみを判別し、実際の病室内の環境で誤動作を極めて少なくして異常を監視することのできる装置を提供する。【構成】移動または静止する患者と、小型医療器具等の可動物体と、ベッド上の患者の認識手段を有するベッド等の固定物体が存在する病室内に、2次元の格子状パターンに分割されたスポットを投影し、その投影画像を所定のサイクルで撮像し、各スポットの座標の変化より、該患者の位置・姿勢状態を監視する装置。
請求項(抜粋):
移動または静止する患者と、小型医療器具等の可動物体と、看護人等患者以外の人間と、ベッド等の固定物体が存在する病室内に、2次元の格子状パターンに分割されたスポットを投影し、その投影画像を所定のサイクルで撮像して、各スポットの座標の変化より、該患者の位置・姿勢状態を監視する装置であって、2次元の格子状パターンに分割されたスポットを投影するスポット投影器と、その投影画像を撮像する撮像機とを有する画像取り込み手段と、ベッド上の患者検出手段と、病室内撮像映像において、ベッド上とそれ以外の領域を区別するためのデータを記憶するエリア記憶手段と最新サイクルにおいて取り込まれた各スポットにおいて該ベッド上患者認識手段からの情報と該エリア記憶手段のデータをもとに、患者が存在する領域内でのスポット座標を出力する最新スポット座標データ算出手段と、前サイクルで出力された各スポットの座標を記憶する前スポット座標データ記憶手段と、病室内に患者及び可動物体の存在しない状態の各スポットの座標データを格納した第1参照座標データ記憶手段と、病室内に存在する患者が静止した状態で更新され、患者が存在しない領域のスポットの座標を記憶する第2参照座標データ記憶手段と、最新スポット座標データ算出手段の出力と前スポット座標データ記憶手段の内容との差分より移動物体を認識する移動物体認識手段と、最新スポット座標データ算出手段の出力と第2参照座標データ記憶手段の内容との差分より患者の位置を認識する患者位置認識手段と、最新スポット座標データ算出手段の出力と第1参照座標データ記憶手段の内容との差分より患者の姿勢を認識する患者姿勢認識手段と、移動物体認識手段、患者位置認識手段、患者姿勢認識手段の認識結果を基に患者の状態を判断する患者状態判断手段と、患者が特定の状態を予め設定された時間以上継続した場合にアラームを発生するアラーム発生手段とを有することを特徴とする病室内患者監視装置。
IPC (3件):
A61B 5/00 102 ,  G08B 25/04 ,  H04N 7/18
FI (3件):
A61B 5/00 102 A ,  G08B 25/04 K ,  H04N 7/18 D

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