特許
J-GLOBAL ID:200903077409359254

加工性、耐食性および表面性状に優れたフェライト系ステンレス鋼帯の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-061266
公開番号(公開出願番号):特開平7-268485
出願日: 1994年03月30日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】 冷間圧延以降の工程を省略しても、耐食性、加工性、表面光沢性に優れるとともに、スケールきずなどの表面欠陥やかみ込み不良を発生しない表面性状に優れたフェライト系ステンレス鋼帯を製造する。【構成】Crを13〜19wt%含み、必要に応じてTi、Nb、V、Zr、B、Alのうちから選ばれる1種以上を合計量で0.01〜1.0wt %および/またはMo、Cuのうちから選ばれる1種または2種を合計量で0.1 〜6.0wt %含有するステンレス鋼中の、C、N、O、Sの含有量につきC+N+O+S:0.0100wt%以下を満足する組成からなる鋼スラブを1000〜1150°Cに加熱し、最終パスにおける摩擦係数を0.30以下としかつ圧下率を40%以上とする熱間粗圧延を施した後、熱間仕上げ圧延を行う。あるいは、熱間仕上げ圧延後さらに、600 〜1000°Cで30秒以上保持の焼鈍、酸洗を行い、その後、表面粗度(Ra)が0.4 以下のロールにより、圧下率を1〜15%とするスキンパス圧延を施す。
請求項(抜粋):
Crを13〜19wt%含有するステンレス鋼中の、C、N、O、Sの含有量につきC+N+O+S:0.0100wt%以下を満足する組成からなる鋼スラブを1000〜1150°Cに加熱し、最終パスにおける摩擦係数を0.30以下としかつ圧下率を40%以上とする熱間粗圧延を施した後、熱間仕上げ圧延を行うことを特徴とする加工性、耐食性および表面性状に優れたフェライト系ステンレス鋼帯の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/18

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