特許
J-GLOBAL ID:200903077411384045

少なくとも1つの背もたれを有する自動車の座席

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-010482
公開番号(公開出願番号):特開平11-253269
出願日: 1999年01月19日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 背もたれの背面に凹部を有する自動車用の座席の製造において、背もたれの詰物にカバーを張る作業と、凹部にシートを装着する作業を単一の工程で行えるようにしてコストの削減を図る。【解決手段】 自動車の座席が凹部によってくぼんている後面を有する背もたれを備え、この凹部が座席の2本の側方の支柱の間に固定されているシート(26)によって封じられている。詰め物(20)は支柱の全域にわたって広がっており、そしてカバー(25)は詰め物を覆いかつこの詰め物内に形成されているハウジング(19)に固定される。シートは、2つのロッド(35)が挿入されるヘム(34)を備えた複数の側方の縁(33)を有する。背もたれ構造には、各ロッドをハウジングに固定し、そうすることによって凹部にシートを張り付けるためのロッド固定装備が含まれ、カバーはロッドによってハウジングに押し込まれる。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの背もたれ(2)を有する自動車の座席(1)であって、前記背もたれが、利用者の方に向いている前面(5)と、前記前面(5)の反対方向に向いて、その一部がくぼんで凹部(7)が形成されている後面(6)と、少なくとも2本の側方の支柱(10)を有する背もたれ構造(8)と、前記前面(5)および前記側方の支柱(10)の全域にわたって広がっている詰め物(20)と、前記詰め物(20)を覆っているカバー(25)と、そして2本の前記側方の支柱(10)の間にある前記凹部(7)に配置されているシート(26)、とを有する自動車の座席において、前記側方の支柱(10)がそれぞれ少なくとも1つのウェブ(15;51)と1つのリム(16、17;52)とを有し、前記リム(16、17;52)が湾曲されて前記ウェブ(15;51)と共にハウジング(19)を形成し、前記ウェブ(15;51)がそれぞれ前記座席(1)の内側の方に向き、前記詰め物(20)が更に前記ウェブ(15;51)および前記リム(17;52)の上に広がり、前記カバー(25)が2つの側方の縁部(30)を有し、前記側方の縁部(30)のための保持手段(31)が2つの前記側方の支柱(10)の前記ウェブ(15;51)の内側面(18)に配置され、前記シート(26)が2つのロッド(35)がそれぞれねじ込まれるヘム(34)をそれぞれが有する2つの側方の縁部(33)を有し、前記ロッド(35)がそれぞれ上端(36)および下端(37)を有し、そして前記背もたれ構造(8)には更に2つの前記ロッド(35)の前記上端(36)および前記下端(37)を固定するための固定手段(40)であって、前記背もたれ(2)の前記後面(6)にほぼ平行な前記凹部(7)に前記シート(26)を張りつめるためにそれぞれの前記側方の支柱(10)の前記ハウジング(19)内に各前記ロッド(35)を固定する固定手段(40)が含まれ、各前記ウェブ(15;51)の前記内側面(18)の一部と各前記リム(17;51)との上に広がっている前記カバー(25)が前記ロッド(35)によって前記ハウジング(19)内に押し込まれていることを特徴とする、少なくとも1つの背もたれ(2)を有する自動車の座席。
IPC (2件):
A47C 7/46 ,  A47C 31/02
FI (2件):
A47C 7/46 ,  A47C 31/02 A

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