特許
J-GLOBAL ID:200903077411387958

オーディオ信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-075245
公開番号(公開出願番号):特開平5-234249
出願日: 1992年02月26日
公開日(公表日): 1993年09月10日
要約:
【要約】【目的】 入力信号の低域及び高域に対する追従性が良好なものとし、且つ入力信号に対して圧縮伸張等の所定の処理を施す際の信号歪を軽減させること。【構成】 入力信号Sinをそれぞれ通過帯域の異なるBPF4,5,6によって3分割し、それぞれの分割帯域のレベルをたとえば低域に対してはアタックタイムが長くリリースタイムは逆に短めとしたそれぞれ時定数の異なるレベル検波部7,8,9によって検波し、これらの検波結果に基づいて係数制御部2から係数乗算器3に係数mc を出力するようにした。【効果】 レベル検波部7,8,9におけるアタックタイム及びリリースタイムにあっては、歪率が悪化しない範囲内での極力小さな時定数であることから、入力信号Sinの低域及び高域に対する追従性を良好とすることができる。また、低域におけるアタックタイム及びリリースタイムを長めにとしたことから、低域における検波レベルの変動が少なくなるため、低域の歪が軽減される。
請求項(抜粋):
入力信号を複数の帯域に分割する複数のBPFと、前記複数のBPFに対応してそれぞれの通過帯域のレベルを検波するとともに、検波時における時定数が前記BPFの通過帯域の低域に対しては長く高域に対しては逆に短くされているレベル検波手段と、これらレベル検波手段からの出力を合成し、この合成出力に応じた係数信号を出力する係数信号出力手段と、この係数信号出力手段からの係数信号に基づいて前記入力信号のレベルを制御するレベル制御手段とを具備することを特徴とするオーディオ信号処理装置。
IPC (4件):
G11B 20/04 ,  H03G 11/04 ,  H04R 3/04 ,  H04S 7/00

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