特許
J-GLOBAL ID:200903077413463228

秘匿性検査装置及び秘匿性検査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 志賀 正武 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-253736
公開番号(公開出願番号):特開2007-066184
出願日: 2005年09月01日
公開日(公表日): 2007年03月15日
要約:
【課題】2組のデータの選び方に制限を設け、その制限の範囲内となる任意の2組のデータについてのコンピュータシステムの秘匿性を検査する秘匿性検査装置を提供する。【解決手段】秘匿性検査装置1において、第1の観測等価性判定部31は、1組のデータdに基づくコンピュータシステム10の実行結果S(d)と、dと同値関係を満たすd’に基づく第2のコンピュータシステム15の実行結果S’(d)とに基づいて実行結果が観測等価となるか否かを判定する。第2の観測等価性判定部32は、第1の観測等価性判定部31が観測等価となると判定した場合、1組のデータdに基づく第2のコンピュータシステム15の実行結果S’(d)と、dと同値関係を満たすd’を第1の入力部20が入力した際の第2のコンピュータシステム15の実行結果S’(d’)とに基づいて実行結果が観測等価となるか否かを判定し、出力部33は、観測等価の場合「真」を出力する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
2つ以上の情報を組み合わせとする1組のデータを入力する第1の入力手段と、前記第1の入力手段が入力する1組のデータに対して予め定められる処理に基づく実行を行い実行結果を出力する実行手段とを備え、前記第1の入力手段が入力する任意の2組のデータに対する実行結果が観測等価とならないコンピュータシステムの部分的な秘匿性を検査する秘匿性検査装置であって、 前記第1の入力手段からの入力される前記1組のデータと予め定められる同値関係を満たす1組のデータを検出し、前記実行手段が有する機能の全部あるいは一部の機能に基づき、検出した1組のデータを入力として実行し1組のデータを出力する第2のコンピュータシステムと、 入力される第1の1組のデータに基づいて前記コンピュータシステムが実行して出力する第1の実行結果情報と、前記第1の1組のデータに基づいて前記第2のコンピュータシステムが実行して出力する第2の実行結果情報とに基づいて実行結果が観測等価となるか否かを判定する第1の観測等価性判定手段と、 前記第1の観測等価性判定手段が観測等価となると判定した場合、入力される第2の1組のデータに基づいて前記第2のコンピュータシステムが実行して出力する第3の実行結果情報と、前記第2の1組のデータと同値関係を満たす第3の1組のデータが入力された際に前記第2のコンピュータシステムが実行して出力する第4の実行結果情報とに基づいて実行結果が観測等価となるか否かを判定する第2の観測等価性判定手段と、 前記第2の観測等価性判定手段が観測等価と判定した場合、前記同値関係情報の制限条件を満たす2組のデータに対して前記コンピュータシステムが観測等価であることを出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする秘匿性検査装置。
IPC (2件):
G06F 21/06 ,  G06F 1/00
FI (2件):
G06F12/14 560E ,  G06F1/00 370E
Fターム (3件):
5B017AA03 ,  5B017CA15 ,  5B017CA16

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