特許
J-GLOBAL ID:200903077418076710

熱交換器用高強度高耐食アルミニウム合金クラッド材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 保夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-094506
公開番号(公開出願番号):特開平11-293372
出願日: 1998年04月07日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 ろう付け後の強度および耐食性に優れた熱交換器用アルミニウム合金クラッド材が提供される。当該クラッド材は、ラジエータ、ヒータコアなど、自動車用熱交換器のチューブ材、ヘッダー材として好適に使用される。【解決手段】 Mn:0.3〜2.0 %、Cu:0.25 〜1.0 %、Si:0.3〜1.1 %、Ti:0.05 〜0.35%を含有し、残部Alおよび不純物からなるアルミニウム合金芯材に、Zn:1.5〜8 %、Si:0.01 〜0.8 %、Fe:0.01 〜0.3 %を含有し、残部Alおよび不純物からなる組成を有し、マトリックス中に存在するSi系化合物とFe系化合物のうち、粒子径が1μm以上の化合物が、Si系化合物とFe系化合物の合計数で、1mm2 当たり2×104 個以下である犠牲陽極材をクラッドする。芯材の両面に犠牲陽極材をクラッドすることもでき、芯材の一方の面に犠牲陽極材をクラッドし他方の面にAl-Si系ろう材をクラッドすることもできる。
請求項(抜粋):
芯材の一方の面に犠牲陽極材をクラッドしたアルミニウム合金クラッド材であって、芯材は、Mn:0.3〜2.0 %(重量%、以下同じ)、Cu:0.25 〜1.0 %、Si:0.3〜1.1 %、Ti:0.05 〜0.35%を含有し、残部アルミニウムおよび不純物からなるアルミニウム合金で構成され、犠牲陽極材は、Zn:1.5〜8 %、Si:0.01 〜0.8 %、Fe:0.01 〜0.3 %を含有し、残部アルミニウムおよび不純物からなるアルミニウム合金で構成され、犠牲陽極材のマトリックス中のSi系化合物とFe系化合物のうち、粒子径(円相当直径、以下同じ)が1μm以上の化合物が、Si系化合物とFe系化合物の合計数で、1mm2 当たり2×104 個以下であることを特徴とする熱交換器用高強度高耐食アルミニウム合金クラッド材。
IPC (9件):
C22C 21/00 ,  B23K 1/00 330 ,  B23K 1/19 ,  B23K 35/14 ,  B23K 35/22 310 ,  B23K 35/28 310 ,  F28F 19/06 ,  F28F 21/08 ,  B23K101:14
FI (9件):
C22C 21/00 J ,  C22C 21/00 E ,  B23K 1/00 330 L ,  B23K 1/19 F ,  B23K 35/14 F ,  B23K 35/22 310 E ,  B23K 35/28 310 B ,  F28F 19/06 B ,  F28F 21/08 A
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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引用文献:
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