特許
J-GLOBAL ID:200903077420684604
表面エネルギ勾配を備えた流体移送ウェブ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-503213
公開番号(公開出願番号):特表平10-502006
出願日: 1995年06月12日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】本発明は、好ましい実施例では、第1の即ち装着者接触面と第2の即ち下着面とを備えた流体透過性ウェブに関する。ウェブは特に、使い捨て吸収物品のトップシートとして使用するのに適している。第1の面と第2の面は、中間部分によって互いに分離されている。ウェブの第1の面は、中間部分の表面エネルギよりも小さな表面エネルギを備えた構造体を提供する。好ましい実施例では、ウェブは、大きな表面エネルギのウェブ面と接触する箇所で表面エネルギ勾配を定める比較的小さな表面エネルギの複数の領域を備えている。より詳細には、本発明は、流体を第1の即ち装着者接触面から離れる方へ効果的に移送するように配向され配置されている、複数の微小スケールの表面エネルギ勾配を有する流体透過性ウェブに関する。ウェブは実質的に、所望の表面エネルギ性質を達成しつつ、支持材料の視感、触感、及び物理的性質を保持する。本発明による流体移送ウェブは好ましくは、流体を第1の面から離れる方へ移送するように孔又は毛管入口の方への微小スケールの流体移動を助けるため、第1の面に微小スケールの表面エネルギ勾配を定める不連続の間隔を隔てた領域を有している。このようなウェブは又、好ましくは、毛管流体移送するように流体を第1の面から離れる方へ毛管内に移動させるのを助けるため、毛管構造体内で第1の面と直交する微小スケールの表面エネルギ勾配を有している。本発明に使用するのに適したウェブ材料には、孔開き成形フィルム、有孔及び非孔不織布材料、複合構造体等が含まれる。
請求項(抜粋):
第1の面及び第2の面を有し、第1の面と第2の面とを互いに流体連通させる複数の流体通路を備えたウェブであって、前記流体通路が好ましくは、毛管を含んでいるウェブにおいて、 不連続な間隔を隔てた領域によって定められ、流体が前記流体通路の方へ差し向けられ、前記第1の面から離れて前記第2の面の方向に移送されるように、前記第1の面に接触する流体に力を及ぼすようになった複数の表面エネルギ勾配を備えていることを特徴とするウェブ。
IPC (5件):
A61F 13/15
, A61F 13/46
, B32B 5/14
, B32B 5/18
, D04H 13/00
FI (5件):
A61F 13/18 310 Z
, B32B 5/14
, B32B 5/18
, D04H 13/00
, A41B 13/02 B
引用特許:
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