特許
J-GLOBAL ID:200903077421547473

氷蓄熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 孝吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-226263
公開番号(公開出願番号):特開平6-074499
出願日: 1992年08月25日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】 夏季の冷房運転の電力コストを低減するために氷蓄熱装置を使用し、当日の使用熱負荷量を予測して、完全融解時刻に蓄熱槽内の氷を全て融解させ、氷蓄熱装置の運転効率を向上させる。【構成】 冷凍機によって冷却された冷媒を蓄熱槽内の製氷コイルを通過させて、夜間に製氷コイル外周部に蓄熱槽内の貯留水を製氷する。この蓄熱槽内に製氷する目標値は、前日の空気調整機の使用熱負荷量から決定する。当日の冷房運転中には、蓄熱槽内の氷の融解熱を利用した冷水と水冷却運転によって生成される冷水とをバランスよく使用し、完全融解時刻に蓄熱槽内の氷の残量を零にするように制御する。
請求項(抜粋):
蓄熱槽内に製氷コイルを配設し、圧縮機、凝縮器及び膨張弁よりなる冷凍機によって冷却された冷媒を該製氷コイル内を通過させて、製氷コイル外周部に蓄熱槽内の貯留水を製氷し、該蓄熱槽内の氷の融解熱による冷水を主冷水ポンプにて空気調和機の入口側へ送って冷房運転するとともに、前記冷凍機によって冷却された冷媒を水冷却器内にも通過させ、空気調和機の出口側の戻り冷水を水冷却器により冷却して再度主冷水ポンプにて空気調和機の入口側へ送って冷房運転する氷蓄熱装置であって、前日使用した蓄熱槽内の氷の融解熱量と水冷却運転の積算運転時間とから前日の空気調和機の使用熱負荷量を算出し、前日の空気調和機の使用熱負荷量を基準に夜間の製氷運転により蓄熱槽内へ製氷する目標値を決定するように制御したことを特徴とする氷蓄熱装置。
IPC (2件):
F24F 5/00 102 ,  F25C 1/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-003832

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