特許
J-GLOBAL ID:200903077427068259

動画像内の移動物体検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 香樹 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-247004
公開番号(公開出願番号):特開平10-075457
出願日: 1996年08月29日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 圧縮符号化された動画像データを復号化することなく、直接に、高精度、かつ簡易な処理でブロック単位での移動物体の検出を行うことのできる動画像内の移動物体検出装置を提供することにある。【解決手段】 可変長復号部1で復号された、画像ブロックの符号化モード、動き補償モードおよび動きベクトル情報(情報b)と、模様情報検出部7で検出された模様情報dは、移動物体検出処理部8へ送られる。該移動物体検出処理部8は、前記情報bあるいは該情報bと模様情報dを用いて、当該ブロックが移動物体であるか否かの判別をする。この判別には、動きベクトル、空間的類似性判断、時間的類似性判断等を用いて行う。この判別結果である移動物体検出情報eは画像加工部5へ送られ、画像加工部5は画像情報fに加工を施す。画像表示部10には、非移動物体と移動物体とを例えば輝度や色を変えて表示することができる。
請求項(抜粋):
入力された動画像の圧縮符号化データを復号処理し、該復号された画像データに移動物体情報を付加する動画像内の移動物体検出装置において、ブロック毎に入力された動画像の圧縮符号化データを復号処理し、該復号処理されたデータから該データの一部である圧縮画像情報を抽出する圧縮画像情報抽出手段と、圧縮画像情報抽出手段から得られた各フレームの予測符号化方式情報および各ブロックの予測符号化方式により、移動物体検出処理方法を分類する適用検出方式選択手段と、該圧縮画像情報抽出手段から得られた各ブロックの動きベクトルの大きさが少なくとも閾値を下回る場合には、該ブロックを移動物体領域として検出しない基本移動物体検出手段と、当該ブロックが動きベクトルを持たない場合には、時空間的に隣接するフレームの動きベクトルを利用して該ブロックに移動物体が存在するかを推測する移動物体検出予測手段とを具備したことを特徴とする動画像内の移動物体検出装置。
IPC (3件):
H04N 7/32 ,  H03M 7/36 ,  H04N 11/04
FI (3件):
H04N 7/137 Z ,  H03M 7/36 ,  H04N 11/04 B

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