特許
J-GLOBAL ID:200903077427175543

エンジンの空気過剰率検出装置および排気ガス再循環制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-136995
公開番号(公開出願番号):特開平8-326595
出願日: 1995年06月02日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【目的】 比較的簡便かつ安価な装置構成を採りながら、ディーゼルエンジン等の空気過剰率を迅速に検出できる空気過剰率検出装置とその原理を用いた排気ガス再循環制御装置を提供する。【構成】 ECU8は先ず、吸気温センサ16やブースト圧センサ17等の出力に基づき、エンジン1に吸引される今回の全吸気量QIN(i) を算出する。次に、エンジン回転速度Ne と燃料噴射量Qf とに基づき、タービン上流圧定常値PTOを求めた後、今回のタービン上流圧PT(i)を算出する。次に、ECU8は、EGR弁31の開度AE やオリフィス係数KO等に基づき、今回のEGR量QE(i)を算出する。次に、ECU8は、全吸気量QIN(i)を新気に換算した等価吸入新気量Qa(i) を算出し、その算出結果と燃料噴射量Qf とから、今回の推定空気過剰率λ(i) を算出する。そして、その値が所定の下限値λs 以下であった場合、ECU8は、黒煙の排出を抑制するべく、EGR弁31を閉弁方向に駆動制御して等価吸入新気量Qa(i) を増大させる。
請求項(抜粋):
車両に搭載されたエンジンの運転状態に基づき、上記エンジンの排気ガス再循環装置が作動中であるときに当該エンジンに供給される混合気の空気過剰率を繰り返し検出する空気過剰率検出装置において、上記エンジンの吸気圧力を検出する吸気圧力検出手段と、上記エンジンの排気圧力を検出する排気圧力検出手段と、上記吸気圧力検出手段によって検出された吸気圧力と上記排気圧力検出手段によって検出された排気圧力とに基づき、上記排気ガス再循環装置による排気ガスの還流量を推定する排気ガス還流量推定手段と、上記排気ガス再循環装置による排気ガス還流量を含む上記エンジンの吸気量を検出する吸気量検出手段と、上記吸気量検出手段によって検出された吸気量と、所定の回数だけ前に推定された空気過剰率と、上記排気ガス還流量推定手段により推定された排気ガスの還流量とに基づき、上記エンジンの等価吸入新気量を推定する等価吸入新気量推定手段と、上記エンジンの燃料供給量を検出する燃料供給量検出手段と、同燃料供給量検出手段によって検出された燃料供給量と上記等価吸入新気量推定手段によって推定された等価吸入新気量とに基づき、上記エンジンの空気過剰率を推定する空気過剰率推定手段とを備えたことを特徴とするエンジンの空気過剰率検出装置。
IPC (8件):
F02D 45/00 368 ,  F02D 45/00 366 ,  F02D 21/08 301 ,  F02D 21/08 311 ,  F02D 41/02 380 ,  F02M 25/07 550 ,  F02M 25/07 570 ,  F02M 25/07
FI (8件):
F02D 45/00 368 F ,  F02D 45/00 366 F ,  F02D 21/08 301 B ,  F02D 21/08 311 B ,  F02D 41/02 380 D ,  F02M 25/07 550 P ,  F02M 25/07 570 C ,  F02M 25/07 570 P
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭60-122259
  • 特開昭63-094061
  • 特開昭58-106160
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