特許
J-GLOBAL ID:200903077429364483

研削加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-361282
公開番号(公開出願番号):特開2000-176832
出願日: 1998年12月18日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】【課題】簡素な制御システムを用い、加工精度を低下させることがなく研削時間を短縮して、研削能率を向上させることにある。【解決手段】実験等により予め砥粒に対する負荷を求め、切り込み量に対して前記負荷が一定となるように切り込み速度を設定し、切り込み量を分割するとともに、分割された切り込み量の間に切り込み休止時間を挿入することにより、ワークに対する切り込み時の負荷電流値が許容負荷限界値内の近接する範囲で略一定となるようにワークに対する送り速度を制御する。
請求項(抜粋):
砥石によってワークを研削するための方法において、前記砥石の外周に形成された砥面の移動速度、砥石の直径、ワークの直径およびワークの回転速度から砥粒に対する負荷と許容限界値とを予め算出し、前記算出されたデータに基づいて、切り込み量に対し負荷が略一定となるように切り込み速度を設定し、前記設定条件によってワークを研削する工程と、主軸の負荷電流値を測定し、前記測定された負荷電流値が許容負荷限界値となるまで砥石の送り速度を上昇させ、前記負荷電流値が許容負荷限界値となった際、該負荷電流値が最小となるようにワークの回転数を設定する工程と、さらに砥石の送り速度を上昇させ、負荷電流値が許容負荷限界値を越える際に切り込み量を複数に分割し、前記分割された単位切り込み量の間に切り込み休止時間を挿入する工程と、前記負荷電流値が低下するまで個々の単位切り込み量の分割と切り込み休止時間の挿入とを繰り返し、切り込み時の負荷電流値が許容負荷限界値内で且つ許容負荷限界値に近接する範囲で略一定となるように送り速度を制御する工程と、前記個々の単位切り込み量が予め設定された所定値となったときに前記分割を停止させる工程と、を有することを特徴とする研削加工方法。
IPC (2件):
B24B 49/00 ,  B24B 49/16
FI (2件):
B24B 49/00 ,  B24B 49/16
Fターム (6件):
3C034AA20 ,  3C034CA17 ,  3C034CA26 ,  3C034CB02 ,  3C034CB07 ,  3C034CB18
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-221365
  • 特開昭62-259755
  • 特開昭58-171257

前のページに戻る