特許
J-GLOBAL ID:200903077431599510

縦方向のセンタリングを制御及び調節しながら熱可塑性材料で作られた被覆用帯体をブリスター帯体に熱溶接する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲木 次之 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-500378
公開番号(公開出願番号):特表2001-502642
出願日: 1997年06月05日
公開日(公表日): 2001年02月27日
要約:
【要約】被覆用帯体(12)は,2個の連続する領域(P,Z)においてまず予備加熱された後確定的に加熱され,領域(T)において第一の引張り加工を施され,ここで被覆用帯体が引っ張られてブリスター帯体(1)に適合され,次いで前記予備加熱領域(P)と一致する領域(R)において第二の引張り加工を施される.この被覆用帯体(12)の速度は前記第二の引張り領域(R)においてはより小さく,それにより少なくとも予備加熱により生じる最大伸びに対応する伸びを定める.被覆用帯体上に印刷された参照記号(20)の定期的な検知は前記第二の引張り地点(R)における被覆用帯体(12)の速度の一時的低下を定め,それにより追加の伸びを引き起こす.本装置はブリスター帯体(1)及び被覆用帯体(12)の引張り手段(5,11),予備加熱手段(11),被覆用帯体(12)の加熱手段(13),検知手段(16),及び検知手段(16)により制御され異なる速度で作用する駆動手段(30)を含む.
請求項(抜粋):
ブリスター帯体に設けられた単一の包装に対して被覆用帯体上に印刷されたメッセージのセンタリングを制御及び調節する,熱可塑性材料からなる被覆用帯体をブリスター帯体に熱溶接する方法であって,次の工程を含むことを特徴とする方法:前記被覆用帯体(12)を,該被覆用帯体(12)が前記ブリスター帯体(1)に適合される領域(T)の上流側に位置する予備加熱領域(P)においてその縦方向の並進運動(A)の間に熱溶接温度より低いある温度まで予備加熱する工程と;前記被覆用帯体(12)を,前記予備加熱領域(P)と該被覆用帯体(12)が前記ブリスター帯体(1)に適合される領域(T)との間に含まれる領域(Z)において熱溶接温度まで徐々に最終加熱する工程と;通常の条件における帯体(12)の運転速度が,前記第一の引張り及び適合領域(T)と前記第二の引張り領域(R)との間の領域において該被覆用帯体(12)が通常少なくとも予備加熱により生じる前記被覆用帯体の最大伸びに等しい一定の比率で延びる程度に,前記第二の引張り領域において前記第一の引張り領域に比べて低くなるようにして,該被覆用帯体を前記適合領域(T)と一致する第一の引張り領域及び,前記予備加熱領域(P)の範囲内またはその上流側に位置する第二の引張り領域において引っ張る工程.

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