特許
J-GLOBAL ID:200903077442416786

薬剤容器の移転セット並びに方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-533083
公開番号(公開出願番号):特表2002-504396
出願日: 1999年02月25日
公開日(公表日): 2002年02月12日
要約:
【要約】本発明は、滅菌状態で薬剤容器に取付けられて流体を従来型の薬剤容器へ或いはそれから移転するのに使用される改良された薬剤容器移転アセンブリすなわち薬剤容器移転セットに関する。この移転セットは、薬剤容器ストッパのリム部分の上に密閉状に支えられたチューブ状移転部材と、この移転セットの内面に往復動可能に支えられた突き刺し端を有する突き刺し部材と、チューブ状移転部材を被覆するキャップと、好ましくは延展可能な材料で形成され、ストッパ上にアセンブリを固定して薬剤容器のリムの下側に折り曲げ固定されるカラーとを具えている。突き刺し部材はほぼ長手方向の外側チャンネルを有し、これはストッパの平らな部分に突き刺さると薬剤容器とチューブ状移転部材との間に流体的連通を確立する。チューブ状移転部材の末端は、注射器やIVセット等との流体的連通を確立するためのルアーロックを具えている。チューブ状移転部材の基端に設けられた環状リップはストッパのリムの平らな中央部分を緊張させて予め張力を与え、突き刺し部材は、突き刺し端が予め張力を与えられたストッパのリム部分を変形させるように、移転セットの内部に支えられている。
請求項(抜粋):
注射器等とシールされた薬剤容器との間に流体的流通を確立するための流体移転アセンブリであって、前記薬剤容器は開口端と、該開口端を取り囲むリムと、該リムに隣接する小径のネック部分と、前記薬剤容器の開口端に受け入れられてこれを密閉する突き破り可能なストッパとを有しており、 前記薬剤容器の開口端と一線上に並んだ前記ストッパのリム部分上に密閉的に支えられた開口基端と、注射器の先端を密閉された連通状態に受け入れるように構成された開口末端とを有するチューブ状移転部材と、 前記移転部材の内面に往復動可能に支持され、前記移転部材の内部に受け入れられた突き刺し部材であって、前記ストッパのリム部分に対面して前記ストッパを突き刺すように構成された突き刺し端を有する該突き刺し部材と、 開口に隣接する基端側の半径方向のリム部分と、前記チューブ状移転部材を取り囲むチューブ状部分と、前記移転部材の前記開口末端と前記突き刺し部材の前記末端とを被覆する閉鎖末端とを有するキャップと、 前記キャップの半径方向リム部分の上に載る半径方向部分と、前記キャップの半径方向リム部分と前記薬剤容器のリムとを取り囲むチューブ状部分と、前記薬剤容器のリムの下方の前記薬剤容器のネック部分に受け入れられて、前記移転アセンブリを前記薬剤容器に恒久的に固定する末端の半径方向部分とを有するカラーを具えていることを特徴とする流体移転アセンブリ。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特表平4-500331
審査官引用 (2件)
  • 特表平4-500331
  • 特表平4-500331

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