特許
J-GLOBAL ID:200903077445571120
中空部を有するコンクリート等の版状部材の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-361303
公開番号(公開出願番号):特開平5-177613
出願日: 1991年12月26日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ロストワックス等を混練して固化形成した中空部構成用部材を配設してコンクリート等を打設し、鉄筋強化版状部材内に中空部を形成する方法を提供する。【構成】 側板2と間仕切板3との間、または間仕切板3間にそれぞれ適宜の間隔をもって縦、横鉄筋5,6等の骨部材を配設し、この骨部材間の空間内で、底板1に穿設された孔13の上方位置に、予め電熱線8を配置しロストワックス,グラファイト粉等を混練して固化形成した中空部構成用部材7を複数個、針金13を介して鉄筋6に吊り下げる。上下の中空部構成用部材7間と下部の中空部構成用部材7の下部にはそれぞれ中空部構成用部材7流出用スリーブ9,10及び排出管11を配設する。それぞれの形枠内にコンクリート等を打設し、養生し固化した後、電熱線8に通電して中空部構成用部材7を溶融し、スリーブ9,10を通じて型枠外に流出させた後、排出管11を介して排出する。
請求項(抜粋):
長さ方向に複数個の孔を有する底板とこの底板上の長さ方向に固設した側板とを有する型枠上に、この側板と平行に所定間隔をもって間仕切板を配設し、この型枠と間仕切板とに囲まれた空間内に、鉄筋等の骨部材を所定間隔をもって適宜配設し、次にこの骨部材の空間内で、かつ前記底板の孔上方に、予め電熱線を内蔵するようにしてロストワックス,グラファイト粉等を混練して固化形成した加熱により溶融する中空部構成用部材を複数個配設し、これら中空部構成用部材下側にスリーブを配設して前記底板の孔に連通させ、このスリーブ内と底板の孔内に前記電熱線を貫通させて配設した後、前記底板、側板、間仕切板に囲まれた型枠上に、コンクリート等を打設し、所定時間養生し固化した後、前記電熱線に通電して中空部構成用部材を溶融し、スリーブと底板の孔を通じて型枠外に流出させた後、前記型枠を順次外して取り出すようにしたことを特徴とする中空部を有するコンクリート等の版状部材の製造方法。
IPC (3件):
B28B 1/00
, B28B 7/34
, B28B 23/02
前のページに戻る