特許
J-GLOBAL ID:200903077448260362

片側駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷川 昌夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-068020
公開番号(公開出願番号):特開平8-331833
出願日: 1996年03月25日
公開日(公表日): 1996年12月13日
要約:
【要約】【目的】 進行方向を横切る方向に幅を有する被駆動部材をその片側端部を駆動して移動させるリニアモータ利用の片側駆動装置であって、被駆動部材を進行させる場合において該被駆動部材の駆動に寄与するリニアモータ可動子に連結されていない該部材の反対側端部の移動遅れを従来より解消して該被駆動部材を正規の姿勢、又はできるだけ正規の姿勢で移動させ得る片側駆動装置を提供する。【構成】 界磁マグネット11Aを有する固定子1Aと、電機子コイル22a(22b)を有する可動子2A(2B)を備えたリニアモータLDMa(LDMb)を含む片側駆動装置A(B)において、可動子2A(2B)に、画像読み取り装置の走査光学系部材の支持キャリッジC1(C2)(被駆動部材)の片側端部が連結され、固定子1Aの界磁マグネット11Aの磁極の配列パターンと可動子2A(2B)の電機子コイル22a(22b)の配列パターン間に、該可動子の前記キャリッジ連結側をその反対側より先行させようとする推力が生じるように互いに角度をもたせてある。
請求項(抜粋):
進行方向を横切る方向に幅を有する被駆動部材をその幅方向における片側端部を駆動して進行させる片側駆動装置であり、対向配置された推進用界磁マグネットを含む部分と電機子コイルを含む部分を有し、これら両部分のうち一方を前記進行方向に延びる固定子、他方を該固定子に沿って動く可動子とするリニアモータを含み、該可動子に前記被駆動部材の片側端部を連結してあり、前記固定子における界磁マグネットの磁極(又は電機子コイル)配列パターンと前記可動子における電機子コイル(又は界磁マグネットの磁極)配列パターン間に、該可動子の前記被駆動部材連結側をそれとは反対側より先行させようとする推力が生じるように互いに角度をもたせてあることを特徴とする片側駆動装置。

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