特許
J-GLOBAL ID:200903077452615329

燃料電池発電装置とその運転制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-309418
公開番号(公開出願番号):特開2003-115306
出願日: 2001年10月05日
公開日(公表日): 2003年04月18日
要約:
【要約】【課題】 夏期の外気温が空冷式冷却器の設計条件より高い場合でも、安定した水冷インバータの冷却が可能であり、かつインバータ冷却用中間熱交換器の小型化もしくは回収水循環ポンプの駆動動力の低減を図った燃料電池発電装置とその運転制御方法を提供する。【解決手段】 改質装置7と燃料電池1と水冷インバータ70と生成水回収装置41と空冷式冷却器55と回収水循環ライン60と中間熱交換器58と回収水戻りラインの空冷式冷却器と中間熱交換器との間に設けた温度センサ80とを備え、かつ回収水循環ラインの空冷式冷却器への回収水導入ライン60aは流量制御弁42bを備え、もしくは回収水循環ポンプ42は流量制御用のVVVF42aを備え、さらに、温度センサの温度計測値に基づき流量制御弁もしくはVVVFを制御して回収水の循環流量を調節する制御装置82を備えるものとする。
請求項(抜粋):
原燃料を水蒸気で改質して水素リッチな改質ガスを生成する改質装置と、この改質ガスと酸化剤ガス(空気)とを電気化学的に反応させて発電する燃料電池と、燃料電池の直流電流を交流に変換する水冷インバータと、前記改質装置から排出される燃焼排ガスと燃料電池から排出される排空気等の排気ガスを冷却して回収水タンクに水を回収する生成水回収装置と、前記回収水を冷却管内に通流して冷却管の外側から空気により冷却する空冷式冷却器と、回収水循環ポンプにより回収水を前記空冷式冷却器に通流し、冷却された回収水を前記生成水回収装置に還流する回収水循環ラインと、前記回収水循環ラインの生成水回収装置への戻りラインに設けた前記水冷インバータ冷却用の中間熱交換器とを備えた燃料電池発電装置の運転制御方法において、前記戻りラインに回収水温度を測定する温度センサを設け、前記インバータ冷却水温度を所定値以下に保持するために、前記温度センサの温度計測値が所定の上限温度に到達した際に、前記回収水の循環流量を減少させ、前記中間熱交換器への回収水入口温度を低下させることを特徴とする燃料電池発電装置の運転制御方法。
FI (2件):
H01M 8/04 G ,  H01M 8/04 J
Fターム (8件):
5H027AA04 ,  5H027BA01 ,  5H027BA09 ,  5H027CC06 ,  5H027KK00 ,  5H027KK48 ,  5H027MM01 ,  5H027MM16

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