特許
J-GLOBAL ID:200903077459963454

自動調整フィルタ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮井 暎夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-341771
公開番号(公開出願番号):特開2002-152011
出願日: 2000年11月09日
公開日(公表日): 2002年05月24日
要約:
【要約】【課題】 過渡変動によってフィードバック制御が乱れた場合速やかに適切なフィードバック制御に移行しフィルタの周波数特性を設計値に調整しなおす。【解決手段】 基準周波数の基準信号を入力端子1から基準可変フィルタ2に入力し、この基準可変フィルタ2の出力信号と基準信号を位相比較器3に入力し、位相比較器3の出力はLPF4を介して制御回路6に入力し、制御回路6から出力される可変フィルタ制御信号10をフィルタ7に入力するとともに固定回路8を通して基準可変フィルタ2に加えることでフィードバック制御ループを構成する。固定回路8には電源変動検出回路9が出力する制御信号が入力され、固定回路8では電源電圧の変動時には電源変動検出回路9の制御によりフィードバック制御ループの制御より優先して基準可変フィルタ2に入力される制御信号を基準可変フィルタ8のフィルタ特性が所定の位置に移動するように固定値にする。
請求項(抜粋):
入出力間の位相差が基準周波数において90度となる基準可変フィルタと、2つの入力信号の位相差を検出してその位相差に比例した信号を出力する位相比較器と、低域通過型フィルタと、前記基準可変フィルタとは別の信号処理用可変フィルタと、入力信号をフィルタ特性を可変するための所定の可変フィルタ制御信号に変換する制御回路と、外部制御信号に応じて前記基準可変フィルタのフィルタ特性を固定する固定回路と、電源電圧の変動を検出する電源電圧変動検出回路とを備え、前記基準周波数の基準信号を前記基準可変フィルタに入力し、前記基準可変フィルタの出力信号と前記基準信号とを前記位相比較器に入力し、前記位相比較器の出力を前記低域通過型フィルタに入力し、前記低域通過型フィルタの出力を前記制御回路に入力し、前記制御回路から出力される前記可変フィルタ制御信号を前記固定回路を通して前記基準可変フィルタに与えることにより、一巡のフィードバック制御ループを形成してフィードバック制御を行い、前記電源電圧変動検出回路が出力する電源電圧変動検出信号を前記固定回路に前記外部制御信号として入力することにより、電源電圧の変動時には前記電源電圧変動検出回路の制御により前記固定回路がフィードバック制御ループの制御に優先して前記基準可変フィルタに入力される前記可変フィルタ制御信号を前記基準可変フィルタのフィルタ特性が所定の位置に移動するように固定値とし、前記基準可変フィルタのフィルタ特性を固定するようにし、前記可変フィルタ制御信号を前記信号処理用可変フィルタに入力したことを特徴とする自動調整フィルタ回路。
Fターム (14件):
5J098AA02 ,  5J098AA11 ,  5J098AB03 ,  5J098AB08 ,  5J098AB12 ,  5J098AB15 ,  5J098AB31 ,  5J098AB34 ,  5J098AC02 ,  5J098AC22 ,  5J098AD07 ,  5J098AD18 ,  5J098CA01 ,  5J098CB03
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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