特許
J-GLOBAL ID:200903077465558987
迷光を防止した小型レンズアレイ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井ノ口 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-056993
公開番号(公開出願番号):特開2001-249274
出願日: 2000年03月02日
公開日(公表日): 2001年09月14日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成で精度がよく、量産性に優れ、迷光防止が完璧な小型レンズアレイを提供する。【解決手段】 物体の像を平行平面の透明基板の両面の直線上に等間隔の微小凸集光曲面を付着し、それぞれの光軸を共有するレンズアレイ板1により倍率m1 に縮小結像し、それを逆配置したレンズアレイ板2により倍率m2 =1/m1 に拡大再結像する。レンズアレイ板1と2の間隔はレンズの有効径外を遮蔽する間隔保持兼遮光板により所定の間隔を保つ。迷光防止の条件を導入することにより、間隔保持兼遮光板のみにより迷光を完璧に防止できる。
請求項(抜粋):
平行平面の透明基板の表面の直線上に等しい微小凸集光曲面が等間隔に配され、裏側の表面の直線上にも等しい微小凸集光曲面が等間隔に配され、表裏の微小凸集光曲面はそれぞれ光軸を共有するレンズアレイ板1により原稿である物体の像を倍率m<SB>1</SB> に縮小結像し、上記レンズアレイ板1を表裏逆向きにしたレンズアレイ板2をレンズアレイ板1と光軸がそれぞれ一致するように配し、倍率m<SB>2</SB> =1/ m<SB>1</SB> に拡大再結像して等倍実像のレンズアレイを構成する光学系において、レンズアレイ板1とレンズアレイ板2の間隔保持板は微小凸集光曲面の有効径外を遮光する黒色微小穴空き板とし、物体側より順にr<SB>i</SB> :球面の曲率半径または非球面の頂点曲率半径d<SB>i</SB> :光軸上の厚みまたは空気間隔n<SB>i</SB> :材質の屈折率とし、(1)レンズアレイ板1においてr<SB>3</SB> :物体側凸集光曲面の曲率半径または非球面の頂点曲率半径d<SB>3</SB> :物体側凸集光曲面層の軸上厚みd<SB>4</SB> :平行平面基板の軸上厚みd<SB>5</SB> :像側凸集光曲面層の軸上厚みr<SB>6</SB> :像側凸集光曲面の曲率半径または非球面の頂点曲率半径d<SB>6</SB> :レンズアレイ板1の像点距離m<SB>1</SB> :レンズアレイ板1の結像倍率(2)レンズアレイ板2において-d<SB>7</SB> :レンズアレイ板2の物体距離r<SB>8</SB> :物体側凸集光曲面の曲率半径または非球面の頂点曲率半径d<SB>8</SB> :物体側凸集光曲面層の軸上厚みd<SB>9</SB> :平行平面基板の軸上厚みd<SB>10</SB> :像側凸集光曲面層の軸上厚みr<SB>11</SB> :像側凸集光曲面の曲率半径または非球面の頂点曲率半径m<SB>2</SB> :レンズアレイ板2の結像倍率とするとき0.85<r<SB>3</SB> /-r<SB>6</SB> <2.5 0.85<- r<SB>11</SB>/ r<SB>8</SB> <2.5 ・・・・・(1)0.25<-m<SB>1</SB> <0.5 0.25<1/ - m<SB>2</SB> <0.5 ・・・・・・(2)0.6 < (d<SB>6</SB> /(d<SB>3</SB> +d<SB>4</SB> +d <SB>5</SB>)<1.0 0.6 < (d<SB>7</SB> /(d<SB>8</SB> +d<SB>9</SB> +d<SB>10</SB>)<1.0 ・・・・・・(3)なる諸条件を満足することを特徴とする迷光を防止した小型レンズアレイ。
IPC (3件):
G02B 13/24
, G02B 3/00
, G02B 13/18
FI (3件):
G02B 13/24
, G02B 3/00 A
, G02B 13/18
Fターム (19件):
2H087KA08
, 2H087KA18
, 2H087KA19
, 2H087NA18
, 2H087PA02
, 2H087PA18
, 2H087PB06
, 2H087QA02
, 2H087QA07
, 2H087QA13
, 2H087QA25
, 2H087QA33
, 2H087QA45
, 2H087RA05
, 2H087RA12
, 2H087RA13
, 2H087RA42
, 9A001KK16
, 9A001KZ42
引用特許:
前のページに戻る