特許
J-GLOBAL ID:200903077479803429
耐遅れ破壊性に優れた高強度・高靭性ステンレス鋼板およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小倉 亘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-312259
公開番号(公開出願番号):特開2003-113449
出願日: 2001年10月10日
公開日(公表日): 2003年04月18日
要約:
【要約】【目的】 ステンレス鋼を素材にして、耐遅れ破壊性を向上させ、しかも表面硬度をビッカース硬度450以上にした高強度・高靭性ステンレス鋼板を提供する。【構成】 12.0〜18.0質量%のCr,4.0〜10.0質量%のNiを含有する準安定オーステナイト系ステンレス鋼を、溶体化処理後、35〜65%の圧延率で冷間圧延し、さらに必要により300〜650°Cの温度範囲で時効処理、あるいは時効窒化処理し、加工誘起マルテンサイト相と20体積%以上の残留オーステナイト相からなり、オーステナイト粒もしくは旧オーステナイト粒のアスペクト比が3以上の伸長オーステナイトとなった組織をもつとともに最終製品の(200)α'X線回折ピークの半価幅の角度が0.30度以上、表面硬度がHV450以上の鋼板を製造する。
請求項(抜粋):
12.0〜18.0質量%のCr,4.0〜10.0質量%のNiを含む組成を有し、加工誘起マルテンサイト相と20体積%以上の残留オーステナイト相からなり、オーステナイト粒もしくは旧オーステナイト粒のアスペクト比が3以上の伸長オーステナイトとなった組織をもつとともに最終製品の(200)α'X線回折ピークの半価幅の角度が0.30度以上、表面硬度がHV450以上であることを特徴とする耐遅れ破壊性に優れた高強度・高靭性ステンレス鋼板。
IPC (3件):
C22C 38/00 302
, C21D 9/46
, C22C 38/40
FI (3件):
C22C 38/00 302 Z
, C21D 9/46 Q
, C22C 38/40
Fターム (9件):
4K037EA12
, 4K037EA20
, 4K037EA21
, 4K037FF00
, 4K037FG01
, 4K037FG03
, 4K037FL01
, 4K037FL02
, 4K037FL03
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