特許
J-GLOBAL ID:200903077486994957

映像表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 静夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-044481
公開番号(公開出願番号):特開2000-241750
出願日: 1999年02月23日
公開日(公表日): 2000年09月08日
要約:
【要約】【課題】 観察者の眼前にて使用される映像表示装置を小型、軽量な構成に保ちながら、提供する映像の質の向上を図る。【解決手段】 映像表示装置に反射型の液晶表示器を備え、液晶表示器とこれに照明光を提供する光源との間にハーフミラーを斜めに配置する。さらに、ハーフミラーによって反射された液晶表示器からの反射光の光路上に凹面ミラーを配置し、凹面ミラーによって反射されハーフミラーを透過した光の光路上に偏光板を配置して、液晶表示器の反射光に含まれる映像を表す光のみを観察者の眼に導く。ハーフミラーに代えて偏光分離ミラーを備え、偏光分離ミラーと凹面ミラーの間に1/4波長板を配置して、偏光板を省略する構成もある。
請求項(抜粋):
観察者の眼前に配置されて、表示した映像の虚像を観察者に提供する映像表示装置において、与えられる照明光を反射するとともに、表示した映像によって照明光を変調することにより、反射光の一部を映像を表す光とする反射型の液晶表示器と、前記液晶表示器に与える照明光を供給する光源部と、前記光源部からの照明光を前記液晶表示器に導くとともに、前記液晶表示器の反射光を前記光源部に向かう方向とは異なる方向に導く半透過性の反射素子と、前記半透過性の反射素子によって導かれた前記液晶表示器の反射光を観察者の眼に導いて、前記液晶表示器に表示された映像の虚像を観察者に提供する観察光学系と、前記液晶表示器の反射光の光路のうちの前記半透過性の反射素子以降の部位に配置され、観察者の眼に導かれる光から前記映像を表す光以外の光を分離して除去する分離素子とを備えることを特徴とする映像表示装置。

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