特許
J-GLOBAL ID:200903077495064407
ディーゼルエンジンの燃料制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-215537
公開番号(公開出願番号):特開平8-074643
出願日: 1994年09月09日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 定格回転数の大きなディーゼルエンジンを作業機に搭載する。【構成】 路上走行用モードと作業走行用モードとで各々割り出された燃料噴射量制御値P1 ・P2 と、最低燃料噴射量制御値P3 とのうち、最も大きい数値を燃料噴射量制御値P4 として選択する。この選択制御値P4 と、最大燃料噴射量制御値P5 と、無負荷最高回転数に基づく最高回転数制御値P6 とのうち、最も小さい数値を最終の燃料噴射量制御値P0 として選択する。【効果】 最高回転数制御値P6 を制御値の最終選択に導入するため、定格回転数と最高回転数の差を縮小して、従来より定格回転数の大きなディーゼルエンジンを作業機に搭載できる。
請求項(抜粋):
ディーゼルエンジン(E)にアイドリング位置から最高回転数位置までの任意の操作位置で保持可能な第一アクセル調節具(3)と、低速側に復帰付勢された第二アクセル調節具(4)と、燃料噴射装置(1)の燃料噴射量調節機構(2)を操作するアクチュエータ(5)と、第一・第二アクセル調節具(3・4)の操作位置に基づいて前記アクチュエータ(5)を操作する制御回路(6)を設け、この制御回路(6)は、エンジン回転数変動に対するトルク変動率の小さいトルクカーブに設定したガバナ特性で、前記第二アクセル調節具(4)の操作位置に基づいて前記アクチュエータ(5)を操作する路上走行用モードと、エンジン回転数変動に対するトルク変動率の大きいトルクカーブに設定したガバナ特性で、前記第一アクセル調節具(3)の操作位置に基づいて前記アクチュエータ(5)を操作する作業走行用モードとの両方の制御モードを備え、前記路上走行用モードと作業走行用モードとで各々割り出された燃料噴射量制御値(P1・P2)と、検出回転数に基づく最低燃料噴射量制御値(P3)とのうち、最も大きい数値を燃料噴射量制御値(P4)として選択し、上記選択制御値(P4)と、検出回転数に基づく最大燃料噴射量制御値(P5)とのうち、小さい方の数値を最終の燃料噴射量制御値(P0)として選択して、この最終制御値(P0)に基づいて燃料噴射装置(1)の燃料噴射量調節機構(2)を制御可能に構成したディーゼルエンジンの燃料制御装置において、無負荷最高回転数に基づく最高回転数制御値(P6)を上記制御値の最終選択に導入して、上記選択制御値(P4)と、最大燃料噴射量制御値(P5)と、当該最高回転数制御値(P6)とのうち、最も小さい数値を最終の燃料噴射量制御値(P0)として選択して、最高回転数制御をPID制御可能に構成したことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/38
, F02D 1/08
, F02D 29/00
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