特許
J-GLOBAL ID:200903077497299010

極厚高張力鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-155677
公開番号(公開出願番号):特開平9-003591
出願日: 1995年06月22日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】大型鋼構造物に使用されるTS590MPa級極厚高張力鋼板であって、母材および溶接熱影響部の靱性が高く、溶接施工において予熱条件の緩和が可能な鋼材とその製造方法の提供。【構成】C、Si、Mn、Ni、Cr、Mo、Nb、B、Ti、sol AL、N、CuおよびVが特定された鋼であって、ベイナイトの平均ラス長さが15μm以下、かつ、フェライト体積率が30%未満である極厚高張力鋼板。(2)1000〜1250°Cの温度に加熱した後、再結晶オ-ステナイト域で30%以上および未再結晶オ-ステナイト域で50%以上の累積圧下率の圧延をおこない、再結晶オ-ステナイトの体積率5%未満の状態から、580°C以下の温度まで加速冷却する(1)の極厚高張力鋼板の製造方法。
請求項(抜粋):
重量比にて、C:0.02〜0.15%、Si:0.30%以下、Mn:0.6〜2.0%、Ni:1.50%以下、Cr:1.0%以下、Mo:1.0%以下、Nb:0.01〜0.07%、B:0.002%以下、Ti:0.005〜0.030%、sol Al:0.08%以下、N:0.006%以下、CuおよびVがC(%)×(Cu(%)+5V(%))として0.02〜0.20を満たす範囲にあり、残部がFeおよび不可避不純物からなる組成の鋼であって、その組織中のベイナイトの平均ラス長さが15μm以下、かつ、フェライト体積率が30%未満であることを特徴とする極厚高張力鋼板。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/54
FI (3件):
C22C 38/00 301 A ,  C21D 8/02 B ,  C22C 38/54

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