特許
J-GLOBAL ID:200903077503792980

エンジンの燃焼制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-085375
公開番号(公開出願番号):特開平7-269350
出願日: 1994年03月31日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】NOx低減と火炎中の気送クエンチによるHC低減とを行なう。【構成】燃焼室1の略中心部に点火プラグ10が配設される。燃焼室1の外周縁部には、点火プラグ10を挟んだ対象位置にそれぞれ、点火プラグを有しない副室11、12が配設される。各副室11、12の噴孔11a、12aが、点火プラグ10に指向されている。点火プラグ10により着火された主火炎K1に対して、自己着火される副室11、1からの副火炎K3が激しく衝突して、ラジカル(活性化学種)による酸化、還元反応が促進されて、点火プラグ10付近で生じやすいNOxやHCが低減される。噴孔の指向方向を、副火炎の勢いによって燃焼室で横渦あるいは縦渦が形成されるように設定することもできる。更に、高負荷時に点火プラグへ向けて副火炎を多量に、また低負荷時にはピストンクレビスへ向けて副火炎を多量に噴出させるように可変制御することも出来る。
請求項(抜粋):
燃焼室に配設された点火プラグにより、燃焼室に供給された混合気の着火を行うようにした火花点火式のエンジンにおいて、点火プラグと離れた位置に、噴孔を介して燃焼室と連通されると共に、点火プラグを有しないで自己着火が行なわれる副室が設けられ、前記噴孔が、点火プラグにより着火されることにより生じる主火炎の初期燃焼部分に向けて指向されている、ことを特徴とするエンジンの燃焼制御装置。
IPC (7件):
F02B 19/12 ,  F02B 11/00 ,  F02B 19/18 ,  F02B 23/00 ,  F02B 23/08 ,  F02F 3/28 ,  F02P 15/08 302

前のページに戻る