特許
J-GLOBAL ID:200903077507857882

クラッチ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-104570
公開番号(公開出願番号):特開平6-313448
出願日: 1993年04月30日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】【目的】 入力軸と出力軸に外輪を嵌合させ、外輪と出力軸の間に組込んだ係合子により、入力軸と外輪から出力軸への回転力伝達を切換えるクラッチ装置において、低温時における係合面と係合子の噛み込み特性を向上させる。【構成】 ローラから成る係合子9、9’の表面と、外輪4と出力軸3に対向して設けた係合面5、6の表面粗さを3S〜12Sの範囲で設定する。この表面粗さの作用により、係合子9、9’が係合面5、6に係合する状態での接触部分の摩擦状態が良好に維持され、低温噛み込み特性が向上する。
請求項(抜粋):
同軸上に配置した入力軸と出力軸の外側に外輪を嵌合させ、この外輪と出力軸の各対向面にそれぞれ係合面を形成し、その両係合面間に組込んだ保持器のポケットに、出力軸と外輪が相対回転したときに上記両係合面に係合する係合子と、その係合子を係合しない状態に保持する弾性材を設け、上記入力軸と出力軸を回転方向すき間を介して共回り可能に連結し、この入力軸と出力軸の間に、両軸を上記回転方向すき間の中立位置に保持すると共に、入力軸に設定トルク以上の回転力が付与された時に回転方向すき間がなくなるまで弾性変形するトルク設定弾性部材を組込んだクラッチ装置において、上記両係合面又は係合子の係合部分の一方又は両方の表面粗さを、3S〜12Sの範囲に設定したことを特徴とするクラッチ装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-195029
  • 特開平1-199026
  • 特開平2-195029
全件表示

前のページに戻る