特許
J-GLOBAL ID:200903077507978914

水性ポリマー分散液

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-099071
公開番号(公開出願番号):特開平6-016710
出願日: 1993年04月26日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 少なくとも50容量%の固体容量濃度を有する水性ポリマー分散液を入手する。【構成】 ラジカル水性エマルション重合により、少なくとも1種の微細出発ポリマー分散液及び少なくとも1種の粗大水性出発ポリマー分散液の添加下で、モノマーを重合する。【効果】 これは、高い固体容量濃度、減少した流動抵抗並びに減少したフロック含有率を有する。
請求項(抜粋):
少なくとも50容量%の固体容量濃度を有する水性ポリマー最終分散液において、少なくとも1種のラジカル重合可能なモノマーを、出発ポリマーIの少なくとも1種の水性出発分散液Iの添加及び水性出発ポリマーIIの少なくとも1種の水性出発分散液IIの添加下で、重合容器中で、ラジカル水性エマルション重合法により、界面活性物質及びラジカル重合開始剤の存在下で、次の条件下;a)出発ポリマーIは、少なくとも1種の水性出発分散液I中に、その全量の少なくとも1重量%が非ゼロ粒径≦50nmを有し、かつ少なくとも65重量%が粒径≧300nmを有する、分散分布した出発ポリマー粒子の形で存在するb)添加される少なくとも1種の出発ポリマーIの質量は、少なくとも1種のラジカル重合可能なモノマーの質量と水性出発分散液I、IIの形で加えられる出発ポリマーI、IIの質量からなる全量に対して、2〜60重量%であるc)添加される少なくとも1種の出発ポリマーIIの質量は、少なくとも1種のラジカル重合可能なモノマーの質量と水性出発分散液I、IIの形で加えられる出発ポリマーI、IIの質量からなる全量に対して、多くとも15重量%であるd)添加すべき少なくとも1種の水性出発分散液Iの全量のうち、ラジカル水性エマルション重合の開始前に、重合容器中へ導入される量は全くないe)添加すべき少なくとも1種の水性出発分散液IIの全量は、ラジカル水性エマルション重合の開始前に重合容器中に導入するf)重合すべき少なくとも1種のモノマーの全量のうち、ラジカル水性エマルション重合の開始前に重合容器中へ導入される量は全くないg)重合すべき少なくとも1種のモノマーの全量は、ラジカル水性エマルション重合の開始から、この供給の任意の時点で、既に予め重合容器中に供給した全モノマーの重合変換率が少なくとも80モル%であるようにして添加するh)ラジカル水性エマルション重合の開始後の任意の時点で、少なくとも1種の水性出発分散液Iの形で既に予め重合容器中に添加した出発ポリマーIの粒子のモル数対、既に予め重合容器に供給した量のラジカル重合すべき少なくとも1種のモノマーのモル数の比Vは、少なくとも1種の水性出発分散液Iの形で添加すべき全ての出発ポリマー粒子のモル数対、ラジカル重合すべき全てのモノマーのモル数の比を基礎として、>0〜10の範囲にあるi)少なくとも1種の水性出発分散液Iの添加すべき全量の供給終了後に、更に、ラジカル重合すべき少なくとも1種のモノマーの全量の多くとも20モル%を重合容器に供給するj)添加すべき少なくとも1種の水性出発分散液Iは、その出発ポリマーIの含有率に対して、界面活性物質を少なくとも1〜6重量%含有するk)添加すべき少なくとも1種の水性出発分散液IIは、その出発ポリマーIIの含有率に対して、界面活性物質を少なくとも1〜6重量%含有するl)水性ポリマー最終分散液は、少なくとも1種のラジカル重合可能なモノマーの質量と水性出発分散液I、IIの形で加えられる出発ポリマーI、IIの質量からなる全量に対して、界面活性物質を1〜6重量%含有するm)ラジカル水性エマルション重合の開始から、任意の時点で、重合容器中に含有された界面活性物質の量は、j)、k)で前記した、最低量の形で重合容器中に誘導された界面活性物質を除いて、既に予め重合容器に添加されたモノマーに対して5重量%より少ないn)ラジカル重合開始剤の使用した全量は、ラジカル重合すべき少なくとも1種のモノマーの全量に対して0.1〜5重量%であり、かつラジカル水性エマルション重合の進行中に、ラジカル水性エマルション重合が、重合すべき少なくとも1種のモノマーの全量の少なくとも90モル%の最低重合変換率へと続くようにして、重合容器に添加するで重合することにより得られる水性ポリマー最終分散液。
IPC (2件):
C08F 2/24 MBL ,  C08F 2/44 MCS
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-308002

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