特許
J-GLOBAL ID:200903077514105560

沸騰冷却器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-247700
公開番号(公開出願番号):特開2001-077258
出願日: 1999年09月01日
公開日(公表日): 2001年03月23日
要約:
【要約】【課題】 一体ろう付けを行う際に、溶けたろう材が放熱フィン14に接触して放熱フィン14の一部を溶かすことを防止できる沸騰冷却器を提供すること。【解決手段】 放熱チューブ13の外表面にろう付けされる放熱フィン14は、冷媒槽2を倒した状態で、且つ冷媒槽2に対し放熱部3を下向きにして、ヘッダ12の長手方向を上下方向に向けた姿勢で一体ろう付けを行う場合に、最下段にくる放熱フィン14Aの両端部が両ヘッダ12の壁面からそれぞれ隙間Sを設けて配置されている。この場合、最下段の放熱フィン14Aは、他の放熱フィン14と同一フィンピッチで成形され、且つ他の放熱フィンより全長が短く設けられている。これにより、焼付け時に溶けたろう材がヘッダ12を伝って下方へ流れ落ちた場合でも、溶けたろう材が最下段の放熱フィン14Aに接触することはなく、放熱フィン14Aが溶けるのを防止できる。
請求項(抜粋):
内部に液冷媒を貯留する冷媒室を形成し、この冷媒室を介して対向する二面のうち一方側の表面に発熱体が接触する冷媒槽と、前記冷媒槽の他方側の表面上に設けられ、前記冷媒室で前記発熱体の熱を受けて沸騰した冷媒蒸気を外部流体と熱交換させて放熱する放熱部とを備え、前記冷媒槽と放熱部とを組み立てた後、一体ろう付けによって製造される沸騰冷却器であって、前記放熱部は、前記冷媒槽に組み付けられる少なくとも一組のヘッダと、この両ヘッダ間に並設される複数本の放熱チューブと、この放熱チューブの表面に接触して前記各放熱チューブ間に介在される複数の放熱フィンとから構成され、前記ヘッダの長手方向で前記冷媒槽から最も離れた位置にある前記放熱フィンは、前記放熱チューブの長手方向で前記ヘッダとの間に隙間を設けて配置されていることを特徴とする沸騰冷却器。
IPC (4件):
H01L 23/427 ,  F28D 15/02 ,  F28D 15/02 102 ,  H05K 7/20
FI (4件):
H01L 23/46 A ,  F28D 15/02 M ,  F28D 15/02 102 C ,  H05K 7/20 Q
Fターム (14件):
5E322AA01 ,  5E322AB11 ,  5E322BB03 ,  5E322DB02 ,  5E322DB06 ,  5E322FA01 ,  5F036AA01 ,  5F036BA08 ,  5F036BA10 ,  5F036BA23 ,  5F036BA24 ,  5F036BA28 ,  5F036BB05 ,  5F036BB35

前のページに戻る