特許
J-GLOBAL ID:200903077516003373

一方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-165649
公開番号(公開出願番号):特開2001-342521
出願日: 2000年06月02日
公開日(公表日): 2001年12月14日
要約:
【要約】【課題】 コスト削減が要求される汎用の方向性電磁鋼板の製造に際し、スラブ加熱温度を普通鋼並みに低減すると共に、良好な磁気特性を得る。【解決手段】 鋼中のS,N含有量をそれぞれ、S:0.005 mass%以下、N:0.007 mass%以下に抑制した含けい素鋼スラブを素材とし、その連続鋳造に際し、スラブの柱状晶の伸長方向が、スラブ表面に対して垂直な方向から5°以上、15°以下の範囲におさまるように制御して鋳込み、かつスラブ中のS含有量(S(%) )に応じて、粗圧延終了後、仕上げ圧延開始までの間に1100°C以下の温度域に 104・S(%) 秒以上の時間、鋼板を滞留させる。
請求項(抜粋):
C:0.0050〜0.10mass%、Si:2.0 〜4.5 mass%およびMn:0.03〜2.5 mass%を含み、かつインヒビター成分を含みまたは含まず、さらにS,Nの含有量をそれぞれS:0.005 mass%以下、N:0.007 mass%以下に抑制した組成になる鋼スラブを、1300°C以下の温度に加熱後、粗圧延と仕上げ圧延からなる熱間圧延を行い、ついで熱延板焼鈍を施したのち、1回の冷間圧延で最終板厚に仕上げ、ついで脱炭焼鈍後、焼鈍分離剤を塗布してから最終仕上げ焼鈍を施す一連の工程からなる一方向性電磁鋼板の製造方法において、スラブの柱状晶の伸長方向が、スラブ表面に対して垂直な方向から5°以上、15°以下の範囲におさまるように制御して鋳込み、かつスラブ中のS含有量(S(%) )に応じて、粗圧延終了後、仕上げ圧延開始までの間に、1100°C以下の温度域に 104・S(%) 秒以上の時間、鋼板を滞留させることを特徴とする一方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/12 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/06
FI (3件):
C21D 8/12 C ,  C22C 38/00 303 U ,  C22C 38/06
Fターム (8件):
4K033AA02 ,  4K033CA09 ,  4K033DA02 ,  4K033EA02 ,  4K033FA01 ,  4K033FA02 ,  4K033HA01 ,  4K033HA03

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