特許
J-GLOBAL ID:200903077518029655

エンジンの空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-076168
公開番号(公開出願番号):特開平7-279720
出願日: 1994年04月14日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】排気ガスの不均一性の影響を排除し、また触媒の容量や浄化性能に応じて最適な浄化効率を得ることのできるエンジンの空燃比制御装置を提供する。【構成】基本当量比算出部A1でエンジン運転状態を検出しエンジンの要求空燃比を求め、要求空燃比と理論空燃比との比の基本当量比を算出し、センサ当量比算出部A2で触媒上流の広域空燃比センサで検出した空燃比と理論空燃比との比からセンサ出力当量比を算出する。そして基本当量比判定部A3で要求空燃比が理論空燃比と等しい際は、第1の目標当量比設定部A4でエンジン運転状態に応じ形成した振動波形をエンジン運転状態と広域空燃比センサの信号と触媒下流の空燃比センサの信号で補正し目標当量比とし設定する一方、基本当量比判定部A3で要求空燃比が上記理論空燃比と異なる際、第2の目標当量比設定部A5で基本当量比を目標当量比とし設定する。そして補正係数算出部A6で空燃比フィードバック補正係数を設定する。
請求項(抜粋):
エンジン運転状態を検出してエンジンの要求空燃比を求め、この要求空燃比と理論空燃比との比である基本当量比を算出する基本当量比算出手段と、触媒の上流側に設けた広域空燃比センサで検出した空燃比と上記理論空燃比との比を求めてセンサ出力当量比を算出するセンサ当量比算出手段と、上記要求空燃比が上記理論空燃比と等しいか否かを判定する基本当量比判定手段と、上記基本当量比判定手段で上記要求空燃比が上記理論空燃比と等しい際に、エンジン運転状態に応じて形成した振動波形を、エンジン運転状態と上記広域空燃比センサからの信号と上記触媒の下流側に設けた空燃比センサからの信号とで補正し目標当量比として設定する第1の目標当量比設定手段と、上記基本当量比判定手段で上記要求空燃比が上記理論空燃比と異なる際に、上記基本当量比を目標当量比として設定する第2の目標当量比設定手段と、上記センサ出力当量比の上記目標当量比に対する偏差を求め、この偏差に基づき空燃比フィードバック補正係数を算出して設定する補正係数算出手段とを備えたことを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。

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