特許
J-GLOBAL ID:200903077518088783

エンジンの燃焼室構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-067205
公開番号(公開出願番号):特開平5-001554
出願日: 1991年03月29日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【目的】吸気抵抗の増大を招くことなく新気の吹き抜けを効果的に防止し且つ掃気作用を促進して、エッミション性能及び出力,燃費の向上を図る。【構成】燃焼室6に開口する独立吸気ポート23と独立排気ポート27との各開口部を互いに近接して配置する。該独立吸気ポート23の弁座31の排気ポート側の周縁部に沿って弁座31より燃焼室側に吸気弁8のリフト方向へ延びる突出壁33を形成する。上記突出壁33の突出しろは、上死点における吸気弁8のリフト量と上死点から上死点後に排気弁18が実質的に閉じるまでの間のクランク角度に0.15を乗じた値とのうちどちらか大きい値以下に設定する。上記突出壁33と吸気弁傘部の大径部周縁との隙間を上記突出しろよりも小さく設定し、且つ上記吸気弁傘部の大径部周縁とボア周縁側の燃焼室壁との隙間を、上記吸気弁傘部の大径部周縁と上記突出壁33との隙間よりも大きく設定する。
請求項(抜粋):
燃焼室に開口する複数の各吸気ポート開口部と各排気ポート開口部とが互いに近接して配置され、該各吸気ポート開口部における弁座より燃焼室側に吸気弁のリフト方向へ延びる突出壁が形成されたエンジンの燃焼室構造において、上記突出壁は、各吸気ポート開口部の排気ポート側の周縁部に沿って設けられており、上記突出壁の突出しろは、上死点における吸気弁のバルブリフト量と上死点から上死点後に排気弁が実質的に閉じるまでの間のクランク角度に0.15を乗じた値とのうちどちらか大きい値以下に設定されており、上記突出壁と吸気弁傘部の大径部周縁との隙間は上記突出しろよりも小さく設定され、且つ上記吸気弁傘部の大径部周縁とボア周縁側の燃焼室壁との隙間は、上記吸気弁傘部の大径部周縁と上記突出壁との隙間よりも大きく設定されていることを特徴とするエンジンの燃焼室構造。
IPC (3件):
F02B 31/00 ,  F01L 3/06 ,  F02B 23/08

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