特許
J-GLOBAL ID:200903077519532334

多孔質炭素板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-083798
公開番号(公開出願番号):特開平8-283084
出願日: 1995年04月10日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】 通常の抄紙法および含浸法を用い、リン酸電解液保持性およびガス透過性に優れた気孔径勾配を有する多孔質炭素板の安価な製造方法を提供。【構成】 繊度が0.01〜30デニールおよび繊維長が0.2〜15mmの炭素繊維製造用有機繊維20〜95重量部、およびパルプ5〜80重量部を用いて、緊度0.1〜0.5g/cm3の範囲で、緊度の異なる抄紙シートを少なくとも二種類作成し、有機高分子物質の溶液を含浸し、乾燥した含浸シートを作成する。次に緊度の最も小さい抄紙シートより作成した含浸シートと、緊度の最も大きい抄紙シートとの間に、抄紙シートの緊度の小さい順に含浸シートを積層して積層シートを作成し、熱プレス処理後、空気中で酸化処理し、不活性ガス雰囲気中で800°C以上の温度で加熱炭化処理する工程よりなる。
請求項(抜粋):
繊度が0.01〜30デニールおよび繊維長が0.2〜15mmの炭素繊維製造用有機繊維20〜95重量部、およびパルプ5〜80重量部を用いて、緊度0.1〜0.5g/cm3の範囲で、緊度の異なる抄紙シートを少なくとも二種類作成する工程、該抄紙シートを有機高分子物質の溶液を含浸し、乾燥した含浸シートを作成する工程、緊度の最も小さい抄紙シートより作成した含浸シートと、緊度の最も大きい抄紙シートより作成した含浸シートとの間に、抄紙シートの緊度の小さい順に含浸シートを積層し、積層シートを作成する工程、該積層シートを熱プレス処理後、空気中で酸化処理して前駆体シートを作成する工程、および該前駆体シートを不活性ガス雰囲気中で800°C以上の温度で加熱炭化処理させる工程、を含んで成ることを特徴とする多孔質炭素板の製造方法。
IPC (2件):
C04B 38/00 304 ,  D21H 27/30
FI (2件):
C04B 38/00 304 Z ,  D21H 1/02 B

前のページに戻る