特許
J-GLOBAL ID:200903077522331382

インクジェットヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-313647
公開番号(公開出願番号):特開平10-151739
出願日: 1996年11月25日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 拘束板と電極との高精度な位置決めを必要とせず、大きな変形量も得られるインクジェットヘッドを提供することである。【解決手段】 キャビティプレート6上に、側壁6aによって仕切られた溝状のキャビティ4が形成され、そのキャビティ4が開口しているキャビティプレート6の一面には、シート状の圧電素子8が接合されている。その圧電素子8の下面には、薄い共通電極10が設けられ、上面には、キャビティ4内のインク流動方向に沿って延びた厚みのある個別電極12が設けられる。そして、個別電極12と共通電極10との間に駆動電圧を印加することにより、その両電極10,12に挟まれた圧電素子8の部分がその面方向に縮む。このとき、前記個別電極12が拘束板として作用するので、個別電極12側が凸、共通電極10側が凹となるように圧電素子8が変形する。
請求項(抜粋):
インク圧力室を有するキャビティープレートと、前記インク圧力室の開口部を被覆するように取り付けられた圧電素子と、該圧電素子の上下面にそれぞれ設けられた電極と、前記インク圧力室に連通するノズルとを有し、前記電極に駆動電圧を印加して前記圧電素子を伸縮変形させることにより前記インク圧力室内に圧力振動を生じさせて前記ノズルからインクを吐出させるインクジェットヘッドであって、前記圧電素子の上面に設けられた電極と下面に設けられた電極との間に、前記圧電素子の伸縮変形を拘束する力に差が設けられていることにより、駆動電圧印加時に、前記圧電素子が湾曲して、前記インク圧力室内に圧力振動を生じさせることを特徴とするインクジェットヘッド。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
引用特許:
審査官引用 (1件)

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