特許
J-GLOBAL ID:200903077522428750

画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲岡 耕作 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-209675
公開番号(公開出願番号):特開平6-038030
出願日: 1992年07月13日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【構成】画素Aの二値化処理のために、画素B,C,D,E,F,Gの各二値化処理において生じた二値化誤差が、所定の誤差拡散係数を乗じて分配される。画素Aに対する二値化処理は、分配された誤差と当該画素Aの濃度データとを加算した値に基づいて行われる。画素Dを注目画素として上記の誤差拡散処理が行われるときに、この画素Dと同一ライン内に存在し、かつ、画素Aに誤差を分配する画素である画素G,F,E,Dにおける二値化誤差が累積される。この累積誤差が、注目画素である画素Dに対応付けられてメモリに記憶される。【効果】画素Aに対する処理時において前ラインの複数の画素から分配される誤差は、メモリから上記累積誤差を読み出すことにより一気に取得できる。このため、メモリアクセス回数が少なくなり、処理を高速化できる。
請求項(抜粋):
画像を構成する各画素の多値濃度データを二値化する際に生じた二値化誤差を周辺の所定の位置関係の画素に分配し、注目画素に対する二値化処理を当該注目画素の濃度データに周辺画素から分配される上記二値化誤差を加算した値に基づいて行う画像処理装置において、所定方向に沿う複数のラインで画像を走査するときの各走査ラインの構成画素を順次注目画素として上記二値化処理が行われるときに、この注目画素が属する現ラインの次のラインに属するとともに注目画素と所定の位置関係にある画素に対して二値化誤差を分配する現ラインの各画素での二値化誤差を累積して累積誤差を演算する演算手段と、演算された累積誤差を上記注目画素に対応付けて記憶する記憶手段とを含むことを特徴とする画像処理装置。
IPC (2件):
H04N 1/40 ,  H04N 1/40 103
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平1-238373
  • 特開平2-107062
  • 特開平3-088570
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