特許
J-GLOBAL ID:200903077540132583

デジタル信号の周波数変換方法、及び変換回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-278398
公開番号(公開出願番号):特開平6-132780
出願日: 1992年10月16日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】 各タップの出力信号に掛ける係数列の順序を逆にした係数列を選択することによりDD変換に必要な掛け算回路に与える係数の格納容量を削減する。【構成】 入力信号153をラッチ回路154でm*fcクロック150でラッチし、1〜(N-1)クロック遅延信号を得る。各遅延信号にROM162から係数列を供給し補間演算がなされるが、切り換えタイミング発生回路164から出力する切り換えタイミング信号に同期して、適時切り換えスイッチ163により切り換える。補間演算出力はレベルシフト回路157で適切なレベルに補正され、間引きm*fcクロックラッチ回路158内で与えられるタイミングで間引きを行った間引きm*fcクロックでラッチを行い、間引きm*fcラッチ出力を形成する。間引きm*fc出力をRAM160に取り込み、m*fcクロック159のタイミングで読み出し、出力信号161を形成しm*fc→n*fcのDD変換が完了する。
請求項(抜粋):
タップ数NからなるFIR型デジタルフィルターの構成をとり、前記各タップの出力信号に所定の係数を掛ける演算回路を用いてサンプリング周波数m*fcの信号をサンプリング周波数n*fc(fcは単位クロック周波数、m,nは互いに素な自然数)の信号に変換するデジタル信号の周波数変換方法であって、n,Nがそれぞれ奇数の場合、クロック周波数m*n*fc、タップ数n*Nタップのローパスフィルターのインパルス応答をs0,s1,......,S(n*N-1)、前期インパルス応答をn飛ばしにしてグループ化した係数列をG[k]=[sk,sk+n,......,sk+n*(N-1)](k=0,1,......,n-1)、前記係数列を順序を逆に並べ替えた係数列をG-1[K]=[sk+n*(N-1),......,sk+n,sk](k=0,1,......,n-1)、整数iをjで割った剰余系をiJj、基準タイミングからのm*fcのクロックの数を1(1=0,1,......)とした時、各タップの出力信号に、G[(((n-1)/2)+1*(m-n))Jn]なる係数を掛けるデジタル信号の周波数変換方法であって、前記各タップの出力信号に掛ける係数を(((n-1)/2)+1*(m-n))Jn>(n+1)2 の時G-1[(((n-1)/2)-1*(m-n))Jn]に切り換えることを特徴とするデジタル信号の周波数変換方法。
IPC (3件):
H03H 17/02 ,  H03H 17/06 ,  H03M 7/30
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平2-149011
  • 特開平2-257712
  • 特開昭61-277216
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