特許
J-GLOBAL ID:200903077540612038

エンジンの空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-319437
公開番号(公開出願番号):特開平5-156994
出願日: 1991年12月03日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 学習値の更新幅を後O2センサ出力に応じた可変値とすることにより、ウィンドウへの空燃比の収束性を高めつつ、空燃比のオーバーシュートやアンダーシュートを防止する。【構成】 メモリ37から読み出された学習値PHOSで基本制御定数PR,PLを修正した値から算出手段40が空燃比フィードバック補正量αを算出し、この空燃比フィードバック補正量αで基本噴射量Tpを補正する。学習値の更新幅DPHOSは、後O2センサ出力の中間値を中心にしてこれから大きくずれているときは大きく、中間値の近くでは小さくなるように、設定手段45により設定され、この更新幅DPHOSを用いて学習値が更新される。
請求項(抜粋):
エンジンの負荷と回転数をそれぞれ検出するセンサと、これらの検出値に基づいて基本噴射量を算出する手段と、三元触媒上流の排気通路に介装される前O2センサと、この前O2センサ出力と理論空燃比相当のスライスレベルとの比較により空燃比が理論空燃比を境にして反転したかどうかを判定する手段と、この判定結果に応じ空燃比が理論空燃比の近くへと制御されるように空燃比フィードバック制御の基本制御定数を算出する手段と、運転条件から定まる学習領域を複数に区分けし、区分けした各学習領域に対応して空燃比フィードバック制御定数の学習値を格納するメモリと、現在の運転条件が前記いずれの学習領域に属するかを判定する手段と、現在の運転条件の属する学習領域に対応して格納されている学習値を前記メモリから読み出す手段と、この読み出された学習値で前記基本制御定数を修正した値に基づいて空燃比フィードバック補正量を算出する手段と、この空燃比フィードバック補正量で前記基本噴射量を補正して燃料噴射量を算出する手段と、この噴射量の燃料を吸気管に供給する装置と、前記三元触媒下流の排気通路に介装される後O2センサと、この後O2センサ出力の中間値を中心にしてこれから大きくずれているときは大きく、中間値の近くでは小さくなるように、後O2センサ出力に応じて前記学習値の更新幅を設定する手段と、学習条件の成立した時点における運転条件の属する学習領域に対応して格納されている学習値を読み出し、この読み出された学習値を前記学習値の更新幅で更新する手段とを設けたことを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
IPC (2件):
F02D 45/00 340 ,  F02D 41/14 310
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-217636
  • 特開昭63-195351

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