特許
J-GLOBAL ID:200903077550038321

アクティブ近接信管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-134568
公開番号(公開出願番号):特開平8-005300
出願日: 1994年06月16日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】 通常交戦時に機能しないクラッタループを活用し目標探知性を向上させたアクティブ近接信管を得ることを目的としている。【構成】 アクティブ近接信管に、誘導弾位置検知部、比アンテナ、スイッチA、スイッチB、スイッチC、比較判定器を付加してある。【効果】 上記の構成により、目標探知ポイントの精度を向上することが出来る。
請求項(抜粋):
目標に照射する送信波のキャリア信号を発生するキャリア信号発生部と、前記キャリア信号発生部からのキャリア信号を変調し、送信信号を発生すると同時に復調基準信号を発生する送信信号発生部と、前記送信信号発生部を制御するための変調基準信号を発生する送信信号変調制御信号発生部と、上記送信信号発生部からの送信信号を上側および下側方向に照射し、目標が誘導弾の近傍を通過時、目標からの反射波を受信する第1および第2のアンテナと、上記送信信号発生部からの復調基準信号により対地間探知距離を決定するための対地ゲート信号を発生するクラッタ間距離探知ゲート信号設定部と、前記対地ゲート信号により目標探知距離を決定するための目標ゲート信号を発生する目標探知有効距離ゲート信号設定部と、上記第1および第2のアンテナで受信された反射波と上記対地ゲート信号によりクラッタ復調信号を発生する第1の復調部と、前記クラッタ復調信号により対地間距離が弾頭有効距離内に接近し侵入することを事前に検知し、接近の程度及び侵入の程度により上記送信信号変調制御信号発生部を制御するための制御信号を発生する弾頭有効距離内クラッタ侵入検知回路と、上記第1および第2のアンテナで受信された反射波と上記目標探知有効距離ゲート信号設定部からの目標ゲート信号とにより目標復調信号を発生する第2の復調部と、前記第2の復調部からの目標復調信号により目標までの距離が、その時設定された目標探知距離内にある時、所定のレベル信号を出力する目標探知有効距離内目標侵入検知回路と、前記目標有効距離内目標侵入検知回路の出力が所定のレベル信号のとき、起爆信号を発生する起爆信号発生回路と、上記目標探知有効距離ゲート信号設定部からの目標ゲート信号により第1の目標探知分割距離を決定するための第1の目標ゲート分割信号を発生する第1の目標探知距離ゲート分割信号設定部と、前記第1の目標ゲート分割信号により第2の目標探知分割距離を決定するための第2の目標ゲート分割信号を発生する第2の目標探知距離ゲート分割信号設定部と、上記第1および第2のアンテナで受信された反射波と前記第1の目標ゲート分割信号とにより第1の目標復調分割信号を発生する第3の復調部と、上記第1および第2のアンテナで受信された反射波と上記第2の目標ゲート分割信号とにより第2の目標復調分割信号を発生する第4の復調部と、上記第2の復調部の目標復調信号、第3の復調部の第1の目標復調分割信号および第4の復調部の第2の目標復調分割信号とを用いて重点位置計算法により目標までの距離を計算してミスディスタンス信号を出力するミスディスタンス計算部と、誘導弾と目標との相対速度を検知し、相対速度信号を出力する誘導弾・目標相対速度検知部と、上記計算部のミスディスタンス信号と、上記誘導弾・目標相対速度検知部の相対速度信号に応じ、上記起爆信号発生回路の起爆信号の発生時間を調整する起爆時間調整回路とを備えた従来のアクティブ近接信管において、目標からの反射波を受信するビーム幅の広い比アンテナと、誘導弾の飛しょう中の位置を検出して所定の高度以上の場合ハイレベル信号を出力し、所定の高度以下の場合ローレベル信号を出力する誘導弾位置検知部と、誘導弾位置検知部の出力がハイレベル信号の場合比アンテナで受信した目標信号を出力し、ローレベル信号の場合上サイドアンテナ又は下サイドアンテナで受信した目標信号を出力するスイッチAと、誘導弾位置検知部の出力がハイレベル信号の場合目標探知有効距離ゲート信号設定部の出力の目標ゲート信号を出力し、ローレベル信号の場合クラッタ間距離探知ゲート信号設定部の出力の対地ゲート信号を出力するスイッチBと、誘導弾位置検知部の出力がハイレベル信号の場合第1の復調部の出力を後述する比較判定器に出力し、ローレベル信号の場合弾道有効距離内クラッタ侵入検知回路に出力するスイッチCと、第2の復調部の出力の目標復調信号と、スイッチCの出力と比較しスイッチCの出力が目標復調信号より大きい場合はゼロ信号を出力し、スイッチCの出力より目標復調信号の方が大きい場合は目標復調信号をそのまま出力する比較判定器とを具備させたことを特徴とするアクティブ近接信管。
IPC (2件):
F42C 13/04 ,  G01S 13/88

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