特許
J-GLOBAL ID:200903077551827486

食品に析出するチロシンの除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊栖 康弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-237300
公開番号(公開出願番号):特開平8-089182
出願日: 1994年09月30日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】 食品に析出する白色チロシンを効果的に除去する。【構成】 チロシン含有食品にチロシン脱炭酸酵素を有する乳酸菌を添加し、添加した乳酸菌でチロシンを分解して除去する。【効果】 チロシン脱炭酸酵素を有する乳酸菌は、水にほとんど溶解しないチロシンをチラミンに分解する。チロシンは構造式から炭酸ガスが除去されると、水に溶解するチラミンになる。このため、本発明の方法は、乳酸菌の働きで白色固形物であるチロシンを水に溶解できるチラミンとして、食品から効果的に除去する。嫌気性の乳酸菌がチロシンの白色固形物を除去するので、空気を供給しない環境、たとえば、食品を乳酸菌の培養液に浸漬し、包装袋に充填してチロシンの白色固形物を効果的に除去できる。
請求項(抜粋):
チロシン含有食品にチロシン脱炭酸酵素を有する乳酸菌を添加し、添加した乳酸菌でチロシンを分解して除去することを特徴とする食品に析出するチロシンの除去方法。
IPC (8件):
A23L 1/015 ,  A23B 4/02 ,  A23B 7/10 ,  A23L 1/202 113 ,  A23L 1/212 ,  C12N 1/20 ,  C12R 1:01 ,  C12R 1:24

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